ニュース 2018.12.02. 15:30

楽天・浅村、新天地でもこだわる「打点」 カギを握る島内の打順

無断転載禁止
楽天・島内宏明(C)KYODO NEWS IMAGES

低調だった打線に打点王が加入!


 楽天は1日、FA権を行使し、西武から移籍した浅村栄斗内野手の入団会見を行った。

 浅村は今シーズン打率.310、32本塁打、127打点をマーク。打点王に輝き、西武を10年ぶりのリーグ優勝へ導いた。移籍を決断するまでは「約1カ月間、本当に悩みました」と話していたが、この日は終始、和やかな表情。新天地での意気込みを問われると「楽天のために優勝を目指して頑張ります。来たからにはキャリアハイを目指して頑張りたい。これまで通り、打点は意識してやりたい」と意気込んだ。

 楽天は今季、58勝82敗3分けで最下位に沈んだ。チーム防御率はリーグ3位の3.78を記録したものの、チーム打率.241、総得点520はいずれもリーグワースト。ただ低調な打線の中にも、大卒2年目の田中和基が新人王を獲得、期待の和製大砲・内田靖人は12本塁打を放つなど、明るい材料もあった。

安定した出塁率、新シーズンは浅村の前が適任!?


 若手の台頭に隠れがちだが、中堅の域に入った島内宏明も好成績を残した。4月中旬に右わき腹を痛め約2カ月も戦列を離れたが、復帰後は低調だった攻撃陣をけん引。平石洋介監督代行が就任したあとは3番に固定され、1番・田中、2番・茂木栄五郎と続く打順は、“タナモギアイランド”と称され機能した。

 前半戦の長期離脱がありながら、全試合出場の17年に続き、2年連続で規定打席に到達。リーグ8位の打率.292をマークするなど、出塁率.373、11本塁打、53打点、11盗塁の成績を残した。注目したいのは出塁率。惜しくも規定打席に届かなかった16年の.349以降、17年の.352、そして今季の.373と、3シーズン連続で安定した数字を残している。

 本塁打は17年の14本を下回る11本だったものの、今季も非凡なパンチ力を披露。球団生え抜き選手として初となる、2年連続の2ケタ本塁打を記録した。長打率は前年よりアップし、OPS(出塁率+長打率)は.805をマーク。これは規定打席到達者でチームトップの数字だ。

 来シーズン浅村が西武時代のように3番に座れば、島内は新たな打順を託されることになる。前述の出塁率とOPSを考慮すれば、上位に置き、より多く打席に立たせたい存在。そうすれば打点にこだわる浅村が、より活きるかもしれない。

 楽しみな若手が多い楽天だが、田中や内田はまだ1年のみの結果にすぎず、茂木は故障に泣くシーズンが続いている。ドラフト1位で加入した辰己涼介など、新人も未知数。だからこそ、安定感が備わった島内にかかる期待は大きい。

【PR】東北楽天ゴールデンイーグルスを観戦するなら「DAZN Baseball」

今江敏晃新監督のもと、11年ぶりの日本一を目指す楽天。則本昂大のクローザー転向や浅村栄斗のサードへのコンバートなど、チーム改革が功を奏するか。

「DAZN Baseball」とは、月額2,300円(税込)でDAZNのプロ野球コンテンツをすべて楽しめるプランです(月々払いの年間プランのみ)。

プロ野球だけを楽しみたい方は、月額4,200円(税込)のDAZN Standard​よりも1,900円お得に視聴できます。

POINT

ペナントシリーズ、交流戦、CSまで余さず堪能できる!

② オフシーズンもドキュメンタリーやバズリプレイなどコンテンツが充実!

毎月2,300円でライブ配信・見逃し配信・ハイライトまで視聴可能!

【PR】「DMM×DAZNホーダイ」でプロ野球を観よう!

「DMM×DAZNホーダイ」とは、DMMプレミアムとDAZN Standardをセットで利用できるプラン。

単体契約ならDMMプレミアム月額550円(税込)、DAZN Standard月額4,200円(税込)のところ、本プランなら月額3,480円(税込)だからとってもお得です。

POINT

① 「DMM×DAZNホーダイ」なら単体契約より月額1,270円(税込)も安い!

② DAZNだけの契約と比較しても月額720円(税込)お得に楽しめる!

③ 新規入会月から最大3カ月間、「DMMポイント」を550ポイント付与!

ポスト シェア 送る

もっと読む

  • ALL
  • De
  • 西