ニュース 2018.12.25. 14:10

西武が本拠地改修の「上棟式」を実施 選手寮・室内練習場などは来年6月に竣工へ

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“餅投げ”の儀式を行う西武・辻監督 [写真提供=埼玉西武ライオンズ]

新施設へ想いを乗せた“吊上之儀”と“餅投げ”も


 西武は25日、「メットライフドームエリアの改修計画」の上棟式を新室内練習場・若獅子料の建設地で執り行った。

 この式典は「新室内練習場」および「若獅子寮」の棟上げまでの工事が完了したことを受けて行われたもので、施主・施工あわせて40名が参列。施主である西武は取締役オーナーである後藤高志氏、居郷肇氏による検鋲(けんびょう/締めた鋲をハンマーで叩く儀式)と、チームを率いる辻発彦監督による曳幕(ひきまく/上棟梁にかけた幕を代表者が引いて上棟梁をお披露目すること)を行った。

 また、式典後には地元・所沢市の所沢ひまわり幼稚園の園児20名を前に、上出の後藤氏と居郷氏、辻監督が“餅投げ”(建築物の安全を願い、餅やお菓子、5円玉を投げる儀式)を実施。最後はライオンズのキッズTシャツと監督のサイン色紙をプレゼントした。


【コメント】
▼ 株式会社西武ライオンズ 取締役オーナー・後藤高志氏
室内練習場や若獅子寮が新設することで、
より選手たちの練習環境が良くなります。
ぜひ、選手たちには徹底的に練習をしてもらい、
常勝ライオンズを作ってほしいと思っています。
また、これからボールパークになっていくことで、
ファンの皆さまにも更に喜んでいただくことができる
球場へ生まれ変わると思います。


▼ 西武・辻発彦監督
吊上之儀では、鉄骨が上がっていく光景を見ながら、
選手、チームが「熱く果敢に戦う集団」になってほしいという、
ペナントに込めた願いが叶うようにと思っていました。
これからは、より練習する環境が良くなるので、
選手の意志でしっかり練習に励んでほしいです。
室内練習場も若獅子寮も、
そしてメットライフドームも変わっていくので、
チームも新しく変わっていきたいです。


新施設の概要も発表


 また、チームストアの「フラッグス」や「新室内練習場」と「若獅子寮」、そして「オフィス棟」の3施設が2019年6月に竣工することが決定。完成予定イメージや各施設の概要も合わせて発表されている。


【新施設概要】

(1)ライオンズ チームストア フラッグス
※2019年7月オープン予定


【概要】
・2階層で店舗面積が約600㎡の大型グッズショップ。
・1階は主にライオンズグッズの販売。
・2階はライオンズグッズの他にビジターグッズの販売やユニフォーム圧着サービスなどを行う予定。
・店内中心部が吹き抜け構造となり、全面ガラスから入り込む光により開放感溢れる造りへ。
・2階屋外はデッキ仕上げとなり、ドーム内コンコースと接続。
・日本最大規模となるLEDガラス「G-Smatt GLASS」(※)を導入。

※「G-Smatt GLASS」(ジースマット ガラス)とは...
G-Smatt社による、LEDとガラスが融合した透明な空間が、瞬時に広大な映像空間に生まれ変わる最先端のメディアソリューションです。ガラスの透明性を維持しながら、フルカラーの映像が表現できます。そのため外部からも内部からも景観が損なわれません。建築物そのものをビジュアルアートや、広告の媒体として利用できるメディアファサードです。







(2)新室内練習場・若獅子寮 
※使用開始日未定


【新室内練習場・概要】
・練習スペースとして50m×50mと12球団最大級の広さを確保。
・ブルペン5レーン、バッティング4レーンを併設。ま
・メットライフドームと同様のミズノ社製人工芝「MS Craft Baseball Turf」を採用。
・ファンが選手の練習を見学できるデッキを設置。


【若獅子寮・概要】
・1階:ウエイトルーム、マッサージルーム、サウナ付き浴室を完備。
・2階:全選手に対応したロッカールーム。
・3階:食堂、ミーティングルームを設置。
・4階:選手住居スペースとして28部屋を完備(現若獅子寮は20部屋)。
・データ&映像専用の編集室を新設。
・ファームの選手も一軍と変わらない環境を設備。


(3)オフィス棟
※使用開始日未定 


【概要】
・3階層からなる、ビジネス部門の拠点としてのオフィス棟。


その他の改修計画概要

(2017年11月15日発表)

▼ こども広場の設置
3塁側に約1,000㎡の屋外こども広場を設置。

▼ 西武第二球場スタンドの新設
バックネット裏に約200席を設置。

▼ グラウンド、ブルペン新設
練習環境を拡大整備。

▼ ドーム前広場の刷新
ドーム正面に新たな施設の顔として入場ゲートを設置。

▼ 3塁側外周エリアの拡張・改修/獅子ビルリノベーション
コンコースと獅子ビルの間にデッキを設置し、開放的な空間を創出。獅子ビル内には、屋内キッズパークとフードエリアを常設。

▼ 観客席の全面改修
多様化する観戦スタイルに応え、新たな座席、エリアを提案。

▼ 大型ビジョン/音響/照明設備の刷新
エンターテインメント性と臨場感にあふれる演出を実現。

▼ 暑さ対策
夏場の暑さ対策として、一・三塁側のダグアウトに空調ダクトを新たに通し、冷気をグラウンド内に運びます。

▼ スマートスタジアム化の加速
Lions Wi-Fiのコンテンツ充実、スマホチケットの利便性向上など。

▼ バックネット裏、BOXシートの大規模改修
12球団最大級、約430名収容のネット裏VIPラウンジ新設するほか、最前列には、砂かぶり席を設置。


※すべての施設が竣工するのは2021年の3月予定。


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