ニュース 2019.10.11. 06:30

12日のCSはセ・パともに中止も…「チケットの扱い」は異なるので要注意!

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台風接近により、12日の試合中止を知らせる大型ビジョン

超大型台風の猛威が野球界にも…


 プロ野球の2019シーズンもいよいよ最終章。各リーグで日本シリーズ出場権をかけたクライマックスシリーズ・ファイナルステージの戦いが繰り広げられているが、ここに来て予期せぬ事態が起こっている。

 “地球史上最大規模?”との声もあがるほどの超大型の台風19号が、日本列島に接近中。特に雨風のピークが予想される12日(土)から13日(日)にかけては、各地で公共交通機関の計画運休も避けられない状況となっており、諸々の安全面を考量して様々なイベントの中止や延期が続々と発表されている。

 そして、その影響は野球界にも。巨人は10日の試合前に、12日(土)に予定していた「2019 セノン クライマックスシリーズ セ ファイナルステージ」の第4戦:巨人-阪神(東京ドーム)の中止・順延を発表。代替試合を15日(火)に18時開始で行うことを発表した。

 つづいて、西武も10日の試合終了直後に、12日(土)に予定していた「2019 パーソル CS パ」の第4戦:西武-ソフトバンク(メットライフ)の中止を発表。同じく、振替試合を15日(火)の18時開始で行うことを発表している。

 これにより、12日(土)のプロ野球公式戦の開催はなくなったわけだが、その“扱い”が微妙に異なるので以下にまとめておきたい。特にこの後の日程の観戦チケットをお持ちの方は、球団公式HPと合わせて要チェックだ。


セ・リーグは“中止&順延”


 セ・パの大きな違いとしては、巨人-阪神戦は中止に加えて“順延”という文言が付け加えられていることだ。

 球団公式HPを見ると、「第4戦は翌日13日に順延となり、以降の試合も順次繰り下げて開催いたします。お買い求め頂いていた12日のチケットは、順延となる13日の試合で有効となります」という説明が。つづけて、「また、以降の第5戦、第6戦のチケットも順次繰り下げとなり、チケット券面に記載されている日時ではなく、『第○戦』の試合で有効となります。有効となる試合日が変更となりますので、『開催日』と『試合開始時間』をご確認のうえ、ご来場ください」とある。

 なので、確認すべきは自分が「何戦目」のチケットを持っているかという点。券面に記載の日付はすべて「+1」で見る必要があり、当初「土曜日に野球を見に行く」つもりだった方が持っているチケットは、そのまま日曜日の試合に有効ということだ。

 なお、この開催日変更による払い戻しは実施しないということなので、翌日に別の予定が入っていてどうしても行くことができないという方は、巨人ファンであれば金曜日の試合に巨人が勝って早々とシリーズを終わらせることを祈る、というのが第一の手となるだろう。

 一方、阪神ファンの方にとってはかなり難しい問題にはなるが、どちらのファンであっても「チケットを譲る」という決断に至る場合、今年の6月から施行されている「チケット不正転売禁止法」には要注意。NPBも公式サイトにて注意を呼び掛けているので、譲渡の前にしっかりと確認しておきたい。


西武は“中止”で払い戻しに対応


 一方、西武は“中止”のみ。12日(土)の試合のチケットをお持ちの方は払い戻しの手続きを行うことになる。

 払い戻し対応については、「10月13日(日)~10月21日(月)の期間、購入した店舗にて払い戻しをいたします」とアナウンスが。払い戻し方法の詳細については、球団公式HPを要チェック。

 また、12日(土)の試合のチケットはすべて無効となるため、新たに15日(火)の振替試合のチケットが販売されることになる。こちらは13日(日)12時からはじまる『ファンクラブWeb先行販売』を皮切りに、『一般Web販売』や『コンビニ・プレイガイド販売』へと移っていくことがすでに発表されており、販売スケジュールの詳細も球団公式HPに案内が出ているので、そちらをチェックしていただきたい。


 また、パ・リーグの方は13日(日)の開催にも影響が。現時点で公共交通機関の復旧の遅れが予想されるため、13日(日)の第5戦は試合開始時間が当初の『13時』から『14時』に変更となった。

 とはいえ、どれほどの影響が残るかは予測できないため、「公共交通機関の復旧がさらに遅れた場合などはさらなる変更の可能性がございます。その際は速やかにオフィシャルサイトにて発表いたしますのでご確認ください」とのこと。さらなる時間変更や、場合によっては中止となる可能性もあるため、13日(日)の試合のチケットをお持ちの方は、あわせて注意が必要だ。


文=尾崎直也

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