ニュース 2015.03.01. 12:55

4年連続マイナーからのスタート 川崎宗則のライバルは…

マイナー契約でもアメリカに残ることを選んだ川崎宗則。ライバルとなるのは [Getty Images]
 アメリカではバッテリー組に遅れること1週間、野手組も続々とキャンプイン。いよいよ、新シーズンに向けてチームが始動した。ブルージェイズとマイナー契約を結んだ川崎宗則も、現地時間27日にキャンプに合流。招待選手からメジャー昇格を目指す。

 オフには日本球界復帰も噂された川崎。黒田博樹がメジャーでの高額の契約を蹴って日本に戻ったことが大きな話題となったが、実は川崎も日本に戻ればもっと良い条件での契約が望める中で、過酷なマイナー契約の道を選択している。

 残留を決めた理由については、「ブルージェイズが僕の今の野球キャリアにおいて最高のオファーをくれたから」。「日本では出来ない経験を与えて貰っている。もしAAAのバッファローに行くとしても、そこでプレーできるなら構わない」と続け、アメリカで戦う決意を語った。

 今年で渡米から4年目のシーズンを迎える川崎。マリナーズ時代も含めて4年連続でマイナーからのスタートになるが、これまでも逆境を乗り越えて這い上がり、その熱いプレーと明るいキャラクターでファンの心を掴んできた。『NBC Sports』によると、ここ2年続けて3割を超える出塁率をマークするなど打撃面での改善がみられることや、内野の複数ポジションをきっちりと守ることができる点から、今シーズンもメジャー昇格は大いにあると見ている。

 オフには捕手のラッセル・マーティンを争奪戦の末に獲得し、アスレチックスから強打の三塁手ジョシュ・ドナルドソンを獲得するなど、積極的な補強を見せたブルージェイズ。ところが、鳥谷敬のメジャー挑戦断念などもあり、二塁のポジションは補強できずに終わっている。

 二塁で川崎のライバルとなるのは、昨年57試合に出場した27歳のライアン・ゴインズとベテラン35歳のマイセル・イズタリス、そしてオフにタイガースから獲得したプロスペクトのデボン・トラビスといったあたり。この中で、昨シーズン最も二塁手として出場したのは64試合の川崎であった。

 二塁に限らず、遊撃手には不動のレギュラーとしてホセ・レイエスがいるが、ケガがちな一面もある。三塁のドナルドソンも含め、離脱者が出れば川崎に白羽の矢が立つ可能性は高い。

 「本当に野球が好き」という気持ちだけでアメリカに残ることを選択した男。どこまでも行ける、捨てるものなんかない。日本人野手が年々減り行く中、今年もマイナーからのスタートを決断した川崎宗則の奮闘に注目したい。

◆ ブルージェイズの二塁手争い
川崎宗則
二/遊/三 右投左打 34歳
昨季成績:82試 率.276 本0 点9 

ライアン・ゴインズ
二塁/遊撃 右投左打 27歳
昨季成績:67試 率.188 本1 点15

マイセル・イズタリス
二/三/遊 右投両打 35歳
昨季成績:11試 率.286 本0 点1

デボン・トラビス
二/外 右投右打 24歳
※メジャー経験なし
☆MLBが発表するプロスペクト(若手有望株)ランキングで、二塁手の6位にランクイン。

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順位チーム
1 広島 57 38 2 -
2 巨人 47 44 3 8
3 DeNA 48 47 3 1
4 阪神 42 53 3 6
4 中日 42 53 3 0
6 ヤクルト 42 56 1 1.5
順位チーム
1 ソフトバンク 59 29 5 -
2 日本ハム 57 35 1 4
3 ロッテ 51 43 1 7
4 楽天 38 50 2 10
5 西武 39 55 2 2
6 オリックス 36 55 0 1.5
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