ニュース 2015.03.12. 08:11

ダルビッシュ、結論は持ち越し…セカンドオピニオンでも手術のススメ

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ケガの発覚後、左腕で練習に参加して同僚を驚かせたダルビッシュ有[Getty Images]
 現地時間11日、右ヒジ内側側副靱帯(ないそくそくふくじんたい)の断裂が判明したレンジャーズのダルビッシュ有が、ニューヨークにて2度目の診察を受けた。

 今回ダルビッシュが出向いたのは、メッツのチームドクターであるデービッド・アルチェック医師のもと。昨年、田中将大のヒジも診察し、スポーツ整形外科の権威として知られている。

 気になる診察の結果は、最初の診断と同様に「手術が必要」というもの。しかし、ダルビッシュは最終的な判断を持ち越し、さらに別の医師の判断を仰ぐサードオピニオンを希望しているという。

 現在、ダルビッシュに迫られている選択は二つ。ひとつは、他の部分の正常な靭帯を患部に移植する再建手術、通称“トミー・ジョン手術”に踏み切ること。手術を受ければ、28歳のダルビッシュは今シーズンを棒に振ることになるものの、うまくいけば2016年シーズンの開幕には間に合わせることができると見込まれる。

 もうひとつは、手術を回避しての保存療法。昨年同じケガを負ったヤンキースの田中将大は、PRP療法と呼ばれる方法を採り、約2ヵ月半で戦列復帰を果たしている。ただし、切れた靭帯は再生しないというのが一般的な考え方。ヒジへの不安は残ったまま投球を強いられ、また効果がなかった場合は即座に手術が必要となり、結局は長期離脱となる可能性も否めない。

 日本では自らのヒジにメスを入れることは抵抗の大きなものとして考えられているものの、アメリカではそのハードルは低く、大学生や高校生でも受けることがあるというほどにトミー・ジョン手術は浸透している。

 それでも、2度に渡って同じ結論が出たのにも関わらず手術に踏み切ることができないという点では、やはりダルビッシュ本人は手術に対して抵抗があるということは容易に想像がつく。

 レンジャーズのジョン・ダニエルズGMは水曜日の会見にて、手術について「避けては通れないもの」という見解を述べており、「今やるか後でやるか」の二択のような一択しかないということを語っていたが、最終的な判断はダルビッシュ本人に委ねられている。

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