● 楽天 4 － 5 ソフトバンク ○
＜19回戦・楽天生命パーク＞

　3位の楽天は3点リードを守れず逆転負け。5回を投げ復帰後ワーストの5点を失った先発・田中将大投手（32）は6敗目（4勝）を喫した。

　楽天は2回、8番・山﨑が二塁強襲の適時内野安打を放ち先制。なおも二死一、二塁で1番・小深田が右越えの2点適時二塁打を放ち3－0とリードを広げた。

　打線の援護を受けた田中将だったが、4回に5番・デスパイネに左翼席への2ラン被弾。1点差に迫られた5回は、二死から2番・川瀬に左前打を許したあと、3番・栗原に逆転となる2ランを右翼席へ運ばれた。さらに安打と四球で一、二塁のピンチを招き、6番・牧原大には左前適時打を浴び5失点目。二死無走者からまさかの4連打を食らい、5回8安打5失点の内容でマウンドを降りた。

　打線は3回以降なかなか追加点を奪えず、2点を追う9回に2番・鈴木大が9号ソロを放つも反撃はここまで。逆転負けで4位のソフトバンクに3ゲーム差に迫られた。