ニュース 2015.06.30. 05:30

復活を待ち続ける…ヤクルトの親心

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814日ぶりに一軍登板を果たしたヤクルトの館山昌平 ©BASEBALLKING
 ヤクルトの館山昌平が28日の巨人戦で、814日ぶりに一軍登板を果たした。08年から5年連続二桁勝利を挙げ、09年には最多勝のタイトルを獲得した右腕。だが、13年からの2年間で2度右肘の手術を受けた。長いリハビリを経て復帰を果たしたが、館山以外にもヤクルトは故障した選手たちの復活を待ち契約を続けるケースが多い。

 古くは荒木大輔、岡林洋一、伊藤智仁などがそうだ。伊藤智仁はルーキー時代の93年に高速スライダーを武器に強打者をねじ伏せ、同年の6月9日の巨人戦では、セ・リーグ記録となる16奪三振をマーク。前半戦だけで7勝2敗、防御率0.91の成績を残した。後半戦は、右肘の故障で離脱したが、前半戦の活躍が評価され新人王を受賞。翌年以降は肩の故障に苦しみ、本格的に復帰したのは4年後の97年だった。

 97年はリリーフとして19セーブを挙げ、リーグ優勝に貢献すると、98年からは先発に再転向。99年と00年には自己最多となる8勝をマークした。しかし、再び肩、肘の痛みが再発し、03年限りで現役を引退。活躍と故障を繰り返したが、伊藤智はヤクルトで11年間プレーした。

 近年では、石井弘寿もその一人だ。石井弘は00年代前半、五十嵐亮太とともに速球派リリーフとして活躍。05年には守護神として37セーブを記録し、06年に行われた第1回WBC日本代表にも選出された。世界一を目指して戦ったWBCで、左肩痛を発症。06年は11試合の登板にとどまり、オフに手術を受けた。07年以降は、肩の状態が上向かず、一軍登板は引退試合で登板した11年の1試合のみ。それでも、球団は石井弘の復活を待ち続け、10年オフの契約更改では球団幹部が「表舞台に立たせたい」と話したほどだった。

 現在は由規が右肩の故障から復活を目指し、二軍で汗を流している。大きな故障者で離脱する選手が毎年のように出ているのは、少し気になるところ。一方で、復活を目指す選手に対して理解のある球団といえそうだ。

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