9月最後の金曜日となった25日（金）。今日はパ・リーグが2試合、セ・リーグは1試合の合計3試合の開催となる。

　千葉県は幕張のQVCマリンフィールドでは、ロッテ－ソフトバンクの23回戦。注目は、ロッテ先発の涌井秀章だ。

　今年は開幕投手も務めたロッテ投手陣の柱は、ここまで25試合の登板で12勝9敗、防御率は3.50という成績。西武時代の2010年以来となる2ケタ・10勝をクリアし、チームを引っ張ってきた。

　ソフトバンク戦は今シーズン7試合に登板して4勝3敗、防御率2.64と比較的好相性を誇る。パ最速王者のソフトバンクから年間5勝目を挙げることができるか、大きな見どころとなる。

　さらにチームは現在CS進出を賭けた3位争いの真っ只中におり、西武の試合がないうちに少しでも差を詰めておきたいところ。チームの救う“エース”としての投球が見られるか。こちらも注目のポイントだ。

　最後に、個人タイトルの争いで見ても、勝数はトップの大谷翔平（日本ハム）に2差でリーグ2位タイ。こちらも西武時代の09年以来で6年ぶり、自身3度目の最多勝がかかっている。

　チームの為に、そして自分の為に…。涌井は様々な要素を含んだ重要な一戦に挑む。

【25日の試合予定】

ロッテ（涌井秀章）－ ソフトバンク（ウルフ）
＜QVCマリン　18時30分＞
・最近5試合の成績
ロ（4位）：●●○○○　※3連勝中！
ソ（1位）：○○○●●

オリックス（バリントン）－ 日本ハム（斎藤佑樹）
＜京セラD大阪　18時00分＞
・最近5試合の成績
オ（6位）：○●●●●　※4連敗中...
日（2位）：○○●○○