ニュース 2015.10.07. 11:57

レアード、炭谷が打率2割を超え…パ47年ぶりの珍記録は生まれず

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日本ハムのレアード(左)と西武の炭谷銀仁朗(右)[BASEBALLKING]
 10月6日にパ・リーグ全日程が終了した。打率部門ではシーズン日本新記録となる216安打を放った打率.359の秋山翔吾(西武)を抑え、柳田悠岐が打率.363で自身初となる首位打者のタイトルを獲得した。

 ハイレベルな争いが繰り広げられていたが、打率成績の下に目を向けると炭谷銀仁朗(西武)が打率.211、今宮健太(ソフトバンク)が打率.228、レアード(日本ハム)が打率.231だった。

 炭谷とレアードの2人は、前半戦が終了した時点で打率2割を切るほどの打撃不振。今季から日本ハムに加入したレアードは中田翔、中島卓也とともに前半戦全試合に出場。本塁打は15本記録していたが、打率は.186と低迷。炭谷は捕手という難しいポジションということもあり、打率.189だった。この2人はプロ野球界で33年ぶり(82年の山倉和博の打率.196)、パ・リーグでは小池兼司(当時南海)の打率.193、47年ぶりとなる『規定打席での1割打者』誕生と不名誉な記録が誕生するのではないかと思われた。

 レアードは後半戦に入ると、日本投手に慣れてきたこともあり調子を上げてくる。5、6月は月間打率1割代も7月は月間打率.303を記録。8月は月間打率.245と下げたが、9月は月間打率.293、9本塁打22打点をマークした。9月22日のソフトバンク戦では、3打席3三振で迎えた第4打席にサヨナラ3ラン。後半戦はチームに欠かせない存在感を発揮し、打率.288、19本塁打54打点の成績。栗山監督が我慢して起用したことで、後半戦の復調に繋がったと言えるだろう。

 一方の炭谷はというと、8月が終了した時点で打率.186、チームもロッテと3位争いしていたこともあり、試合終盤に代打が送られることも多かった。しかし9月に入ると別人のように打ちまくる。1日のソフトバンク戦で今季初の猛打賞を記録すると、6日のロッテ戦で今季初本塁打を含む3安打の活躍。結局、炭谷は9月の月間打率.349、4本塁打18打点を挙げ、最終的に打率.211でシーズンを終えた。

 前半戦は打率1割代と苦しんだが、終わってみれば打率2割に超えたレアードと炭谷。来季は前半戦から打撃で結果を残したいところだ。

レアードと炭谷の今季打撃成績

レアード(日本ハム)
今季成績:143試 率.231 本34 点97
前半成績:82試 率.186 本15 点43
後半成績:61試 率.288 本19 点54

炭谷銀仁朗(西武)
今季成績:133試 率.211 本4 点35
前半成績:86試 率.189 本0 点11
後半成績:47試 率.258 本4 点24

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