ニュース 2015.10.22. 10:30

いよいよドラフト!下位指名でプロ入りした名球会会員といえば…

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ドラフト5位で入団しながらプロ通算200勝以上挙げた山本昌[BASEBALLKING]
 10月22日にプロ野球ドラフト会議が開催される。ドラフト1位で華々しく入団している選手もいるが、下位で入団した選手も多い。そこで、ドラフト4位以降で入団しながらも、日本プロ野球名球会入りした選手を見ていきたい。

 名球会の入会資格は、NPBの選手または元選手、昭和生まれ以降の選手、日米通算で通算200勝以上、通算250セーブ以上、通算2000安打以上の選手が入会資格となっている。

 野手では、歴代5位の通算2543安打を記録した福本豊が68年ドラフト7位で阪急に入団。ドラフト下位での入団となったが、通算1065盗塁、115三塁打、初回先頭打者本塁打43本などの数多くの日本通算記録を持っている。

 歴代11位の通算2432本の安打を記録した石井琢朗は、88年ドラフト外でプロ入り。来季から阪神の監督を務める金本知憲や、豪快な打撃で通算2101安打を記録した中村紀洋、今季限りで現役引退した和田一浩などはドラフト4位でプロ入りしている。

 投手では、上位で入団した選手や、ドラフトが初めて開催された1965年より以前に入団した選手が多く、下位で入団した選手が少ない。そんな中、登板、先発、勝利、奪三振などのプロ野球最年長記録を更新した山本昌は83年ドラフト5位で中日に入団。また、プロ通算224勝を挙げた工藤公康氏も西武から81年ドラフト6位で指名されている。

 入団時はあまり注目されなかった下位指名の選手たちが、プロ入り後に大成する選手も多い。ドラフトで下位指名された選手たちが将来、大活躍している可能性も十分にありえそうだ。

【ドラフト下位入団した主な名球会会員たち】
●ドラフト4位
金本知憲
イチロー
中村紀洋
前田智徳
和田一浩

●ドラフト5位
山本昌

●ドラフト6位
工藤公康

●ドラフト7位
福本豊

●ドラフト外
石井琢朗
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