ニュース 2015.11.19. 11:00

掛布二軍監督がDC時代に絶賛も…目立つ若虎の伸び悩み

若虎たちは甲子園で活躍する日はでてくるだろうか…[Getty Images]
 掛布雅之氏は来季から阪神の二軍監督に就任することが決まった。掛布二軍新監督は、13年10月に阪神ゼネラルマネージャー付育成&打撃コーディネーターに就任して以降、横田慎太郎、緒方凌介、北條史也など一軍で活躍を目指す若手を熱心に指導してきた。ただ、春季キャンプや秋季キャンプで掛布氏が絶賛した選手は多いが、一軍を脅かす存在に成長できていないのが現状だ。

 13年の秋季キャンプでは、当時1年目の緒方に対して長打力のある1番打者として評価し、将来は恐怖の1番打者に育つだろうと予想した。14年は自身初の開幕一軍を掴んだが、一、二軍を往復。シーズン終盤には守備練習中に、右膝をひねり右膝半月板のクリーニング手術を受けた。そして3年目の今季は、二軍で97試合に出場したが、打率.231、4本塁打19打点と低迷。一軍出場なしに終わった。

 陽川尚将は、14年秋季キャンプの紅白戦で本塁打を放った際に、掛布氏は一軍レベルより上の打球と評価するなど成長ぶりを認めた。しかし、陽川は今季二軍で54試合に出場して、打率.213、3本塁打16打点の成績。二軍でアピールできなかったこともあり、2年目の今季も一軍出場がなかった。

 横田は、キャンプ前に元巨人の松井秀喜氏の2年目と比べると打球音は上と話したが、高卒2年目ということもあり一軍出場はない。ただ、素質は掛布新二軍監督だけでなく、金本知憲新監督も高く評価している。将来、阪神を背負っていくために来季以降も二軍でじっくりと育成されることが予想される。

 和田前監督はベテラン選手を積極的に起用していたこともあり、掛布氏が高く評価した選手たちは一軍で活躍することはなかった。しかし、来季からは掛布氏が二軍で活躍した若手を一軍へ多く送り込む役割を本格的に担うことになる。そこで、名指導者なのかどうかがはっきりしていきそうだ。

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