ニュース 2015.11.28. 19:00

クルーズと今江が抜けたロッテ 来季の陣容は?

高卒ルーキー・平沢にもチャンスあり!?[Getty Images]
 今年も静かなオフとなっている日本の球界であるが、ロッテにとっては痛いニュースが続いている。

 2005年と2010年にチームを日本一へと導いた今江敏晃と、ここ2年間で259試合に出場したルイス・クルーズが退団。二塁手と三塁手の主戦が一気に抜けた。

 今江は2001年のドラフト会議でロッテから指名を受け、以来ロッテ一筋で戦ってきただけに、FA宣言のニュースは大きな衝撃を持って伝えられた。「野球人として一から勝負したいと思った」と涙ながらに語った32歳は、同リーグの楽天への移籍が決定。来年からはライバルチームの選手になる。

 クルーズもこの2年間チームの内野を支えてきた選手で、打撃でも2年連続の16本塁打と長打力に課題があるチームの中で奮闘していた。攻守両面で貢献度は大きく、ダメージも大きい。ちなみに、クルーズも日本でのプレーを希望しており、ライバルチームの一員として立ちはだかってくる可能性もある。

 ロッテの内野事情を見てみると、サードでもセカンドでも抜ける2人の次に出場していたのがルーキーの中村奨吾だった。1年目から111試合に出場し、セカンドやサードだけでなく外野も経験した。1年目を終えて、2年目の飛躍に期待がかかる中村にとっては、来季こそ重要な一年になりそうだ。

 その他にも、ファームで打率、出塁率、本塁打と3つのタイトルを獲得した青松慶侑や、7年ぶりに打点王になった細谷圭など、二軍には“秘密兵器”が多くいる。ここまでくすぶりながら中堅に差し掛かった彼らが、訪れた絶好のチャンスをモノにできるかどうかにも注目が集まる。

 また、ここまでは抜けるばかりであるが、今後の選手獲得へ向けた動きからも目が離せない。

 すでに決まっている新戦力としては、ドラフトで高校屈指の大型遊撃手・平沢大河の獲得に成功。高卒ルーキーとはいえ、甲子園の後に行なわれた18歳以下の野球ワールドカップでは木製バットへの適応力を発揮しており、1年目から出てくる可能性もある。

 助っ人では、韓国リーグでシーズン48本塁打を記録したサムスンの内野手・ナバーロの獲得が噂されるなど、「中軸を打てる内野手」の獲得へ向けて奔走中だ。

 さらに、今江をFAで流出したことで、楽天から人的補償として選手を1人選択することもできる。これらの判断も含めて、今後の動向は気になるところが多い。

 オフから来年の開幕にかけてガラッと変わるロッテの陣容に要注目だ。

◆ ロッテの内野出場数
<一軍>
・三塁手
97試合 今江敏晃
57試合 中村奨吾
9試合 高浜卓也
5試合 三木亮
4試合 細谷圭
2試合 大嶺翔太

・二塁手
123試合 クルーズ
30試合 中村奨吾
12試合 三木亮
7試合 大嶺翔太
2試合 高浜卓也
1試合 根元俊一

<二軍>
・三塁手
88試合 香月一也
20試合 青松慶侑
10試合 大嶺翔太
9試合 高浜卓也
8試合 細谷圭
2試合 三木亮

・二塁手
38試合 高浜卓也
31試合 早坂圭介
24試合 細谷圭
18試合 大嶺翔太
9試合 三木亮
6試合 香月一也
6試合 根元俊一
3試合 中村奨吾

ランキング

順位表

  • セ・リーグ
  • パ・リーグ
順位チーム
1 広島 26 21 1 -
2 巨人 22 20 3 1.5
3 阪神 23 22 3 0.5
3 中日 23 22 3 0
5 DeNA 21 24 3 2
6 ヤクルト 21 27 1 1.5
順位チーム
1 ソフトバンク 26 13 4 -
2 ロッテ 27 19 1 2.5
3 日本ハム 24 21 1 2.5
4 西武 19 25 2 4.5
5 オリックス 18 25 0 0.5
6 楽天 15 26 2 2

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