ニュース 2015.12.26. 16:30

FA宣言 →入団テストの木村昇 西武の内野手事情は?

西武の入団テストを受けることが決まった前広島の木村昇吾 [BASEBALLKING]
 今オフは6人の選手がFA宣言したが、今江敏晃が楽天移籍、高橋聡文が阪神移籍、脇谷亮太が巨人移籍、メジャー移籍が噂された松田宣浩(ソフトバンク)と田中浩康(ヤクルト)は残留。5人の去就は決まったが、そんな中、広島からFA宣言した木村昇吾は来季の所属先が決まらない。

 ここまで他球団からオファーがなかった木村だが25日、ようやく動きがあった。FA交渉ではなかったが、西武が来年2月1日から宮崎・南郷キャンプでテストすることを発表。木村は、入団テストで合格を勝ち取ることができれば、所属先のチームが決まるという流れになる。

 西武の内野手事情を見てみると、一塁にメヒア、二塁に浅村栄斗、三塁に中村剛也がいるが、遊撃手はレギュラーが固定されていない状況。また、メヒアは試合終盤に途中交代するケースが多く、代走・守備固めといったバックアップのプレーヤーは必要になってくる。

 今季、メヒアの守備固めで出場することが多かった脇谷は、FA宣言し古巣の巨人へ移籍。脇谷は途中出場だけでなく、一塁、右翼、時には三塁でスタメン出場するなどユーティリティープレーヤーだっただけに、チームにとっても移籍は痛いところ。

 木村の本職は遊撃だが、二塁、三塁、一塁と内野ならどこでも守ることができ、脇谷の代わりが務まる可能性は高い。今季は72試合の出場だったが、1年間一軍に帯同。内野のバックアップとして役割を果たした。

 ポジション別では一塁が15試合、二塁が3試合、三塁が53試合、遊撃が1試合と内野では全ての守備位置で出場している。外野での出場はここ2年ないが、09年から13年まで毎年出場しており、守れないわけではない。

 複数のポジションを守ることができることに目がいきがちだが、打撃では13年に規定打席不足ながら打率.325を記録。犠打も11年に37決めている。今季は打率.269をマークし、犠打は8。そして何より、西武の内野のレギュラー陣に右打者が多い中で、左打ちという点は打線の兼ね合いの中で魅力だ。

 ただ、不安要素もある。ユーティリティープレーヤーでいえば、渡辺直人、鬼崎裕司の2人がその役割を担うことができる点だ。今季は渡辺直が内野の全ポジションで出場しており、鬼崎も二塁以外の内野は全て守った。脇谷が抜けたが、複数ポジションをこなせる人材がいるということを忘れてはならない。

 木村はFA宣言したが獲得に名乗りを挙げる球団が現れず、入団テストを受けることになった。受験する西武も内野のユーティリティーがいるという現状だ。その中で、全力でアピールし、入団を勝ち取ることができるだろうか。

◆木村昇吾の今季成績
72試 率.269 本0 点8

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順位表

  • セ・リーグ
  • パ・リーグ
順位チーム
1 広島 56 36 2 -
2 巨人 45 43 3 9
3 DeNA 46 46 3 1
4 ヤクルト 42 53 1 5.5
5 阪神 40 52 3 0.5
5 中日 40 52 3 0
順位チーム
1 ソフトバンク 58 28 5 -
2 日本ハム 56 33 1 3.5
3 ロッテ 51 40 1 6
4 楽天 36 50 2 12.5
5 西武 37 54 2 1.5
6 オリックス 34 54 0 1.5
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