ニュース 2015.12.26. 18:00

捕手本格復帰?巨人・阿部、『抑え捕手』としての起用はあるか

捕手としての出場の可能性が高い巨人の阿部慎之助 [Getty images]
 今季、捕手から一塁手に転向した巨人・阿部慎之助が、来季本格的に捕手復帰する可能性が出てきた。25日に来季の契約を結んだポレダを始め、セットアッパーの山口鉄也、マシソンなどバッテリーを組んで欲しいとの要望がでている。特にポレダは今季、阿部と5試合でバッテリーを組んだが、4勝0敗、防御率2.38と抜群の成績を残した。

 投手陣から捕手復帰が望まれている阿部だが、この先のチーム事情を考えると、来季3年目を迎える小林誠司を多く起用していきたいところ。阿部と小林を両方出場させるプランとしては、小林がスタメンマスクを被り、試合終盤に阿部が捕手として出場することが挙げられる。

 そうなると、山口、マシソンといった勝利の方程式と呼ばれる勝ちパターンの投手たちが登板するときに、『抑え捕手』としてマスクを被ることが現実的だ。他球団でも06年、07年のリーグ優勝に貢献し、今季まで日本ハムで選手兼任コーチとしてプレーした中嶋聡が『抑え捕手』を務めていた。

 中嶋は優勝した06年、79試合に出場しているが、77試合が途中出場。特にマイケル中村と相性が良く、マイケルが日本ハムに在籍していた08年までは、ほとんどの試合でバッテリーを組んでいた。中嶋の例があるように、阿部も勝ちパターンの投手が登板した時に、捕手として出場することは十分に可能だ。

 ただ、中嶋はスタメン出場ではなく、守備からの出場。阿部が捕手として出場する場合は、一塁から試合途中から守るケースが高い。慢性的な首痛もあり、勝ち試合だけの限定出場となったとしても、フル出場となれば負担はかなり多い。シーズンは長く、故障で離脱した時のリスクもありそうだ。

 来春のキャンプでは捕手の練習を行うようだが、起用法も含めて、『捕手・阿部』に注目だ。
 

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