ニュース 2016.01.02. 10:00

1位は巨人の鉄腕 NPB最近5年間の登板数トップ10

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WBC出場経験もある巨人の山口鉄也 [Getty images]
 15年のセ・リーグ最多登板は、秋吉亮(ヤクルト)の74試合、パ・リーグが増田達至(西武)の72試合だった。秋吉や増田のように勝ち試合に投げている投手は、勝ちにこだわるあまり登板数が多くなる。11年からの5年間で、最も登板数が多い投手を見ていきたい。

 1位は08年から8年連続で60試合登板を果たしている山口鉄也(巨人)。最近5年間では、316試合に登板。セットアッパーを任されている山口だが、大きな故障もなく、マウンドに上がり続けている。近年は安定を欠いた投球を見せるときもあるが、巨人のリリーフ陣には不可欠な存在だ。

 2位は増井浩俊(日本ハム)の307試合登板。増井は11年にセットアッパーに定着すると、翌12年に73試合に登板し、リーグ優勝に大きく貢献した。14年途中から抑えに転向。15年は39セーブを記録した。

 3位は平野佳寿(オリックス)だ。10年からリリーフに転向した平野佳は、この5年間で297試合に登板。今季は故障などもあり登板数が33試合と少なかったが、11年が72試合、12年が70試合、13年が60試合、14年が62試合と毎年60試合以上登板を果たしていた。

 ちなみに今回ランキング圏外となった投手では、通算401セーブを挙げている岩瀬仁紀(中日)が199試合、11年リーグMVPの浅尾拓也(中日)は200試合、13年から3年連続で50試合以上登板している佐藤達也(オリックス)は207試合登板となっている。

【2011年以降の年間で最も登板している投手トップ10】
1位 山口鉄也(巨人)
【5年間の登板数】316試合
【5年間のシーズン最多登板】72試合(12年)

2位 増井浩俊(日本ハム)
【5年間の登板数】307試合
【5年間のシーズン最多登板】73試合(12年)

3位 平野佳寿(オリックス)
【5年間の登板数】297試合
【5年間のシーズン最多登板】72試合(11年)

4位 宮西尚生(日本ハム)
【5年間の登板数】296試合
【5年間のシーズン最多登板】66試合(12年)

5位 サファテ(ソフトバンク)
【5年間の登板数】291試合
【5年間のシーズン最多登板】65試合(15年)

6位 福原忍(阪神)
【5年間の登板数】286試合
【5年間のシーズン最多登板】61試合(15年)

7位 森福充彦(ソフトバンク)
【5年間の登板数】272試合
【5年間のシーズン最多登板】65試合(12年)

8位 岸田護(オリックス)
【5年間の登板数】262試合
【5年間のシーズン最多登板】68試合(11年)

9位 青山浩二(楽天)
【5年間の登板数】255試合
【5年間のシーズン最多登板】61試合(12、15年)

10位 バーネット(前ヤクルト)
【5年間の登板数】244試合
【5年間のシーズン最多登板】59試合(15年)

※MLBでの登板数は含まない
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