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中日と育成契約を結んだ多村 中村紀のように支配下登録を勝ち取れるか?

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2006年のWBCに日本代表として出場した多村仁志
 中日は15日、昨季限りでDeNAを退団した多村仁志を育成契約で結んだことを発表した。

 多村といえば、横浜時代の04年に打率.305、40本塁打、100打点をマークし、翌05年も31本塁打を記録。球界を代表する外野手に成長した多村は、06年に行われた第1回WBCでは日本代表に選出され、日本の世界一に貢献。

07年にソフトバンクへトレードで移籍すると、10年に打率.324、27本塁打89打点と主軸として活躍し、リーグ優勝の立役者となった。DeNAに復帰した13年以降は故障に泣き、昨季はわずか4試合の出場にとどまった。

 故障が多い選手ではあるが、実績を残してきたベテラン。育成契約ではあるが、キャンプ、オープン戦でのアピール次第では支配下登録ということも十分に考えられる。

 多村と入団の経緯は違うが、実績を残しながらも育成選手として中日に入団した選手では、中村紀洋もそうだった。『205』の背番号を付けてプレーしたオープン戦では、当時ルーキーだった田中将大から豪快な一発を放つなどアピールに成功し、開幕前の3月23日に支配下登録を勝ち取る。

 シーズンが開幕してからはサードのレギュラーとして130試合に出場し、打率.293、20本塁打、79打点の成績を残した。同年の日本シリーズでは、打率.444、18打数8安打、4打点と打ちまくり、53年ぶりの日本一に大きく貢献。自身は日本シリーズMVPに輝いた。この年の中村は2月に育成選手として入団し、最後は日本シリーズMVPを獲得してシーズンを終えるなど激動の1年となった。

 育成選手として契約を結んだ多村は、中村のように支配下登録を勝ち取り、中日で活躍できるだろうか。
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