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日ハムから3年連続で盗塁王を輩出 機動力を使える選手が増えた?

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昨季パ・リーグ盗塁王に輝いた日本ハムの中島卓也
 日本ハムは、陽岱鋼、西川遥輝、中島卓也と13年から異なる選手で盗塁王のタイトルを獲得している。3年連続で日本ハムから盗塁王を輩出しているが、意外にも陽岱鋼が球団では初めて同タイトルを獲得した選手だ。

 13年に陽岱鋼が盗塁王に輝いているが、前年の12年はチーム盗塁数はリーグ4位の82盗塁。チームトップは糸井嘉男の22盗塁、次いで陽岱鋼の17盗塁だった。この年リーグ優勝を果たしたが、ニケタ盗塁を記録した選手は糸井、陽岱鋼、田中賢介の3人のみ。

 しかし、最下位に沈んだ翌13年シーズンは、チーム盗塁数はリーグトップの120。盗塁王に輝いた陽岱鋼が47個の盗塁を決めれば、中島卓が23盗塁、西川が22盗塁をマーク。陽岱鋼が飛躍的に盗塁数を伸ばしたことに加え、この年、糸井がトレードでオリックス、田中賢がメジャーに挑戦したこともあり、中島卓、西川といった機動力を使える若手選手を積極的に起用する機会が増えた。そういったこともあり、この年を境に足を絡めた攻撃に変化している。

 14年はさらにチーム盗塁数を増やし、2年連続でリーグトップの134盗塁。13年に22盗塁を記録した西川が43盗塁で盗塁王。優勝した12年は20盗塁以上を記録した選手は糸井だけだったが、14年は盗塁王の西川を含めて4人となった。

 昨季も、チーム盗塁数は14年と同じ134。リーグ1位の記録をマークした。盗塁王の中島卓と西川の2人で64盗塁を記録すれば、2年目の岡大海が18盗塁。特に岡は21回盗塁を試みて、失敗はわずかに3つ。盗塁成功率は85.7%。30回以上の盗塁を試みた中島卓、西川と単純に比較はできないが、成功率は2人よりも高い。レギュラーを獲得できれば、将来的には盗塁王も夢ではなさそうだ。

 ここ数年、チーム盗塁数が飛躍的に上がった日本ハム。陽岱鋼、西川、中島卓、さらには岡、杉谷拳士、浅間大基など若くて走れる選手は多い。今年も盗塁で先の塁を狙う日本ハムの機動力野球に注目だ。

【最近5年間のチーム盗塁数とチーム盗塁王】
2011
チーム盗塁数:88盗塁(4位)
チーム盗塁王:糸井嘉男 31盗塁

2012
チーム盗塁数:82盗塁(4位)
チーム盗塁王:糸井嘉男 22盗塁

2013
チーム盗塁数:120盗塁(1位)
チーム盗塁王:陽岱鋼 47盗塁 ☆

2014
チーム盗塁数:134盗塁(1位)
チーム盗塁王:西川遥輝 43盗塁 ☆

2015
チーム盗塁数:134盗塁(1位)
チーム盗塁王:中島卓也 34盗塁 ☆

()はリーグ順位
☆は盗塁王
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