「EASTON(イーストン)」日本上陸会見
アメリカ西海岸発のベースボールブランド「EASTON」が、満を持して日本に上陸する。
国内のバットシェア率が約45%を数え、2014年と2015年のリトルリーグ世界大会においてはバットやグラブ、バッティンググローブ、ヘルメット、キャッチャー用品などの使用率95%以上を達成した野球ブランド「EASTON」。この冬より日本市場への参入が決定し、2日に都内で「日本上陸会見」を行った。
トークショーにデーブ大久保氏が登場…「EASTON」は憧れだった
記者会見にはトークセッションが設けられ、ゲストとして楽天前監督のデーブ大久保氏とタレントの小島瑠璃子さんが登場。デーブ大久保氏は、イーストンブランドについてこう語った。
「小学校5年生からリトルリーグに入っていたんですけど、イーストンのバットといえばものすごい憧れでした」
アメリカの少年野球市場では圧倒的なシェアを誇っていたものの、日本ではなかなか手に入れるチャンスがなく、“高嶺の花”だったと明かした。
また、イーストン社の新製品に触れた大久保氏は興味津々。回転するように設計されたグリップにより、ムダのないスイングができるようにようになり、スイングスピードや飛距離が向上するという「TORQ(トルク)」シリーズを紹介されると、「画期的ですよね。からだに無理なく使えるという点でケガ防止にも繋がりますし、完璧なバットだと思います」と絶賛した。
さらに、イベント終盤には、イーストン社が誇るバーチャル・バッティング・シュミレーター「ヒットラボ」を体験。フェンウェイ・パークやヤンキースタジアムといったアメリカの球場を舞台に、飛距離や打球スピード、予測される打席結果などのデータが一瞬で蓄積されていくシステムを体験し、「雨で室内練習場での練習が続くときとか、こういうのがあったらイメージがしやすくていいですよね」とこちらも絶賛。
始動からボールをミートするまでの“コンタクトスピード”などで好成績を叩き出し、「まだまだ現役でいけますよ」と言われると、「監督やる前にこれやっておけばもっと説得力あったかも...」と笑いを誘った。
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