ニュース 2016.02.06. 13:00

リリーフ陣が強みだったオリは2015年苦しむ ヤクルトの救援陣は大丈夫?

無断転載禁止
守護神候補のヤクルト・オンドルセク(左)、秋吉亮(右)
 昨季14年ぶりにリーグ優勝を果たしたヤクルト。山田哲人、川端慎吾、畠山和洋を始めとした打線に加え、救援防御率リーグトップの数字を記録したリリーフ陣の存在も大きかった。ただ、救援陣が今季も昨季のような投球を披露できるか気になるところ。

 他球団の例を見ると、10年と11年にリーグ2連覇を達成した中日は、2年続けてリリーフ陣が安定していた。リリーフのメンバー構成は、10年に63試合に登板した高橋聡文が翌年故障で登板数を大きく減らしたが、セットアッパー・浅尾拓也、守護神・岩瀬仁紀の2枚は変わらず。浅尾は11年に中継ぎ投手でありながら、リーグMVPにも輝いている。

 14年にソフトバンクとリーグ優勝を争い、最後に涙をのんだオリックスはこの年、リーグ2位の救援防御率2.49だった。最優秀中継ぎのタイトルを獲得した佐藤達也が67試合に登板して、防御率1.09。41セーブをマークした平野佳寿が62登板。平野佳と同じ62登板の比嘉幹貴は、防御率0.79と抜群の安定感を誇った。さらに岸田護、馬原孝浩なども50試合以上に登板。

 リリーフ陣がストロングポイントだったオリックスだが、翌15年は救援防御率リーグワーストの3.85に落ち込んでいる。比嘉と馬原は故障に泣き、馬原は昨季限りで現役を引退。佐藤達と平野佳は不安定な投球が多く、打ち込まれる場面が多かった。勝ちパターンの投手陣が不調や故障者が続出し、14年のように『勝利の方程式』を構築できず。チームの順位も前年の2位から5位に転落した。

 リーグ2連覇を目指すヤクルトのリリーフ事情はというと、守護神のバーネットとチーム3位の61試合に登板したロマンが退団。勝ちゲームを担っていた2人が抜けたのは、かなり痛い。

 最悪の場合は、昨年のオリックスのようにリリーフ陣で苦しむことも十分に考えられる。計算できるリリーフ陣を多く作ることが重要になってきそうだ。現時点では、昨季70試合以上登板した秋吉亮、オンドルセクに加え、シーズン終盤に好投を続けた左の久古健太郎がいる。彼ら以外にも、松岡健一、中沢雅人などの活躍が必要不可欠となってくるだろう。

【PR】オリックス・バファローズを観戦するなら「DAZN Baseball」

今季リーグ4連覇と日本一奪還を目指すオリックス。エースの山本由伸が抜けた穴を埋めるのは宮城大弥か山下舜平大か先発陣の活躍に注目!

「DAZN Baseball」とは、月額2,300円(税込)でDAZNのプロ野球コンテンツをすべて楽しめるプランです(月々払いの年間プランのみ)。

プロ野球だけを楽しみたい方は、月額4,200円(税込)のDAZN Standard​よりも1,900円お得に視聴できます。

POINT

ペナントシリーズ、交流戦、CSまで余さず堪能できる!

② オフシーズンもドキュメンタリーやバズリプレイなどコンテンツが充実!

毎月2,300円でライブ配信・見逃し配信・ハイライトまで視聴可能!

【PR】「DMM×DAZNホーダイ」でプロ野球を観よう!

「DMM×DAZNホーダイ」とは、DMMプレミアムとDAZN Standardをセットで利用できるプラン。

単体契約ならDMMプレミアム月額550円(税込)、DAZN Standard月額4,200円(税込)のところ、本プランなら月額3,480円(税込)だからとってもお得です。

POINT

① 「DMM×DAZNホーダイ」なら単体契約より月額1,270円(税込)も安い!

② DAZNだけの契約と比較しても月額720円(税込)お得に楽しめる!

③ 新規入会月から最大3カ月間、「DMMポイント」を550ポイント付与!

ポスト シェア 送る
  • ALL
  • De
  • 西