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ソフトバンク時代は力を発揮できず 新天地で花を咲かせた選手は?

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ヤクルト移籍2年目の昨季、6勝を挙げた山中浩史
 3年連続日本一を目指すソフトバンク。過去にタイトルを獲得したことのある本多雄一や長谷川勇也といった選手たちが、レギュラー争いを強いられるなど投打に戦力が充実している。ここでは、巨大戦力に埋もれるも、他球団に移籍し花を咲かせた選手たちを見ていきたい。

 山中浩史(ヤクルト)がその一人だ。12年ドラフト6位でソフトバンクに入団。1年目から17試合に登板するも、2年目の途中にトレードでヤクルトへ。移籍先となったヤクルト1年目は9試合に登板して、防御率6.75と精彩を欠いた。

 翌15年は開幕二軍で迎えたものの、6月12日の西武戦でプロ初勝利。その後も、勝ちを重ねていき開幕6連勝を挙げる。シーズン終盤に故障で離脱したが、6勝2敗、防御率3.24と14年ぶりのリーグ優勝に貢献した。球界で数少ないアンダーハンド投手として、今季は昨季以上の働きが求められる。

 野手では、立岡宗一郎(巨人)が昨季1番打者に定着した。08年ドラフト2位でプロ入りした立岡は、背番号「7」を与えられ球団からの期待度はかなり高かった。しかし、ソフトバンク時代の一軍出場はわずか1試合のみ。12年途中に巨人へトレード移籍した。

 巨人もソフトバンクと同じように選手層が厚いが、昨季5月下旬に一軍昇格すると、同月30日の楽天戦で4安打をマーク。首脳陣のハートをガッチリつかみ、6月からはスタメンで起用される機会が増える。特に8月は月間40安打を記録。規定打席に到達しなかったものの、打率.304の成績を残した。昨季の経験を活かし、今季はレギュラーを不動のモノにしていきたいところだ。

 亀沢恭平(中日)は、ソフトバンク時代育成選手ということもあり、一軍出場はなし。14年オフにソフトバンクから育成選手として再契約をオファーを受けるも、中日の入団テストを受験。支配下契約を勝ち取った。キャンプ、オープン戦でアピールし、開幕一軍の切符を掴むと、プロ初出場となった3月29日の阪神戦で4安打と大暴れ。

 この試合をキッカケに出場機会を増やしていくと、一度も降格することなく、106試合に出場。今季は長年二塁のレギュラーを務めてきた荒木雅博から、ポジションを奪いに行く。

 そして今季も、白根尚貴がソフトバンクとの育成契約を蹴り、支配下選手でDeNAに入団。ドラフト1位で入団も力を発揮することができなかった大場翔太は、金銭トレードで中日へ。巨大戦力でチャンスが少なかった白根、大場の2人は、山中、立岡、亀沢の後に続けるか注目だ。
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