ニュース 2016.02.24. 19:00

今年はルーキー大豊作!近年最多の“開幕一軍20人”に期待…

DeNAの今永昇太(左)とヤクルトの原樹理(右)
◆ ドラ1投手が実力通りの力を発揮

 2月20日にオープン戦がスタート。ルーキーたちは開幕一軍を掴むために、必死にアピールする。

 投手では、ドラフト1位組が実力通りの力を発揮している。23日の韓国・サムスンとの練習試合に先発したDeNAの今永昇太は、4回を2安打無失点と好投。対外試合2試合に登板しているが、ここまで7回を無失点に抑えている。ラミレス監督からの評価も高く、開幕先発ローテーション入りする可能性は高い。

 ヤクルトの原樹理は、21日に阪神とのオープン戦に先発。梅野隆太郎に対してシュートでバットをへし折るなど2回を無失点。ヤクルトは昨季、14年ぶりにリーグ優勝を果たしながらも、石川雅規、小川泰弘、館山昌平に続く先発投手がいない。結果を残し続ければ、開幕ローテ入りも実現できそうだ。

 桜井俊貴(巨人)は初の対外試合となった23日の韓国・KIA戦で、3回4奪三振、1失点と上々のデビュー。尾花高夫投手コーチは「(開幕ローテは)あるでしょ」と話すなど、マイコラスが故障し、エースの菅野智之を除くと後は横一線の状況。この先も、アピールを続けていけていきたい。

 広島は前田健太が大リーグへ移籍、右肘の違和感で大瀬良大地が離脱するなど危機に陥っている中、21日に行われた巨人とのオープン戦に登板した岡田明丈は2回を無失点に抑えた。広島はドラ1の岡田だけでなく、ドラ2の横山弘樹、ドラ6の仲尾次オスカルも開幕一軍を目指している。

◆ 野手も平沢を始め、重信、西川と豊作

 投手だけでなく、野手も開幕一軍を掴みそうな選手が多い。

 ドラ1組では平沢大河(ロッテ)は、内野手では立浪和義以来28年ぶりの開幕一軍を目指し奮闘中。「9番・遊撃」で先発出場した24日のオリックス戦では、4回二死二塁で迎えた第2打席で、ライト前にタイムリーを放って見せた。

 キャプテンの鈴木大地との競争となるが、現時点では鈴木がスタメンで出場する可能性は高い。ただし、平沢が結果を残し、クルーズが抜けた二塁のポジションのレギュラーが決まらなければ、「二塁・鈴木、遊撃・平沢」という布陣で開幕を迎えることも十分に考えられる。

 守備と走塁では一軍クラスと呼ばれながら、打撃に課題を抱えていたオコエ瑠偉(楽天)は、紅白戦を含む実戦7試合でチームトップの9打点を記録。故障で出遅れた大卒組の高山俊(阪神)、吉田正尚(オリックス)も、開幕一軍を狙う。

 また、ドラフト2位以降で入団した選手も、俊足を武器にする重信慎之介は打撃で猛アピール。開幕一軍どころか、開幕スタメンを掴みそうな勢い。過去に丸佳浩、田中広輔が付けていた「63」を背負うドラ5の西川龍馬は、22日の韓国・KIA戦で途中出場ながら安打を記録。内野の複数ポジションをこなすことができ、ユーティリティープレーヤーとして重宝されそうだ。

 その他、春季キャンプで若松勉臨時コーチから絶賛された山崎晃太朗(ヤクルト)や、内野手では大城滉二(オリックス)、茂木栄五郎(楽天)、捕手では木下拓哉(中日)、坂本誠志郎(阪神)、戸柱恭孝(DeNA)などがいる。

 昨季、山本昌、小笠原道大、斎藤隆などベテランと呼ばれる選手が多くユニフォームを脱ぎ、世代交代が加速。そういったことも関係しているのか、ルーキーは例年以上にチャンスを与えられている印象。近年で最も開幕一軍を掴んだ新人が多かったのは、14年の19人。今季は優秀なルーキーが多く、14年を超えそうな雰囲気だ。

◆ 2011年以降に開幕一軍を掴んだルーキー

【2011年】(10人)
大石達也(西武)
秋山翔吾(西武)
伊志嶺翔大(ロッテ)
駿太(オリックス)
深江真澄(オリックス)
美馬学(楽天)
榎田大樹(阪神)
沢村拓一(巨人)
久古健太郎(ヤクルト)
岩見優輝(広島)

【2012年】(13人)
森内壽春(日本ハム)
海田智行(オリックス)
川端崇義(オリックス)
島内宏明(楽天)
藤岡貴裕(ロッテ)
中後悠平(ロッテ)
益田直也(ロッテ)
高橋周平(中日)
田島慎二(中日)
比屋根渉(ヤクルト)
高木京介(巨人)
伊藤隼太(阪神)
野村祐輔(広島)

【2013年】(10人)
菅野智之(巨人)
谷内亮太(ヤクルト)
藤浪晋太郎(阪神)
三嶋一輝(DeNA)
大谷翔平(日本ハム)
鍵谷陽平(日本ハム)
金子侑司(西武)
則本昂大(楽天)
松永昂大(ロッテ)
森本将太(オリックス)

【2014年】(19人)
西宮悠介(楽天)
豊田拓矢(西武)
吉田裕太(ロッテ)
吉原正平(ロッテ)
井上晴哉(ロッテ)
東明大貴(オリックス)
大山暁史(オリックス)
金平将生(日本ハム)
岡大海(日本ハム)
小林誠司(巨人)
梅野隆太郎(阪神)
九里亜蓮(広島)
西原圭大(広島)
田中広輔(広島)
又吉克樹(中日)
平田真吾(DeNA)
嶺井博希(DeNA)
三上朋也(DeNA)
西浦直亨(ヤクルト)

【2015年】(15人)
山崎福也(オリックス)
西野真弘(オリックス)
小田裕也(オリックス)
中村奨吾(ロッテ)
入野貴大(楽天)
福田将儀(楽天)
戸根千明(巨人)
高木勇人(巨人)
石崎剛(阪神)
江越大賀(阪神)
野間峻祥(広島)
井領雅貴(中日)
山崎康晃(DeNA)
倉本寿彦 (DeNA)
山下幸輝(DeNA)

ランキング

順位表

  • セ・リーグ
  • パ・リーグ
順位チーム
1 広島 57 37 2 -
2 巨人 46 44 3 9
3 DeNA 47 47 3 1
4 中日 42 52 3 5
5 阪神 41 53 3 1
6 ヤクルト 42 55 1 0.5
順位チーム
1 ソフトバンク 59 28 5 -
2 日本ハム 56 35 1 5
3 ロッテ 51 42 1 6
4 楽天 37 50 2 11
5 西武 38 55 2 2
6 オリックス 36 54 0 0.5
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