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昨季は救援防御率ワースト…高橋聡文が虎のブルペンの救世主!?

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阪神の本拠地甲子園球場
 阪神は昨季、最優秀中継ぎ投手の福原忍、最多セーブの呉昇桓と2人のタイトルホルダーがいながら、救援防御率はリーグワーストの4.16だった。苦しい台所事情の中で、守護神の呉昇桓が退団。

 今季もベテランの福原、安藤優也の2人が“勝ちパターン”の一角を担うことが予想されるが、年齢を考えると1年間彼らに頼りきるのは難しい。新助っ人のドリス、マテオの2人も、どこまで日本野球に順応できるか未知数。若手の松田遼馬は故障と、不安要素が多くある中で、FAで中日から獲得した高橋聡文の活躍が期待される。

 高橋は中日時代の04年に一軍デビューを果たすと、08年からは浅尾拓也とともにセットアッパーに定着。10年には、63試合に登板して、4勝1敗、ホールド数は自己最多の31、防御率は1.61を記録するなど、リーグ優勝に大きく貢献した。

 喉から手が出るほど欲しかったリリーフの獲得に阪神の高野球団本部長は、「補強ポイントである左のセットアッパーで、どうしても欲しかった投手でありまして、この度入団していただき、本当にうれしく思っております」と喜んだ。

 大きな期待を受けて阪神に入団した高橋は、ここまで実戦は2試合に登板している。7回から登板した14日の紅白戦では、先頭の上本博紀に三塁打を打たれたが、今成亮太を見逃し三振に仕留めると、続く陽川尚将、江越大賀も空振り三振。無死三塁のピンチを三者三振で切り抜けた。

 また、初の対外試合で登板となった25日の日本ハム戦では、8回から登場。1イニングをわずか8球で片づけ、金本知憲監督は「仕上がりがいいね。ぼちぼち投げて、開幕へ力を温存して欲しいね」と絶賛した。

 だが、不安点もある。08年から3年連続で40試合以上に登板していたが、11年以降は左肩痛の故障で、1年間フルで投げられていないこと。実績は抜群なだけに、故障泣く1年間健康で過ごすことができるかも、重要になってくる。

 阪神のリリーフ陣立て直しへ。福原、安藤、ドリス、マテオではなく、高橋聡文がカギを握ることになりそうだ。
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