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西武にうれしい悲鳴!? 期待のスラッガーたちが猛アピールで競争激化

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4年後の東京五輪では日本代表としての活躍が期待される森友哉

昨年大ブレイクの森友哉も安泰とは言えない状況


 開幕まであと2週間...。西武の「一塁」、「右翼」、「DH」を巡るポジション争いが熾烈を極めている。

 事の発端は、田辺徳雄監督が3年目の捕手・森友哉を「DH」か「右翼」で起用していく方針を示したことだ。

 昨季は主に「一塁」がメヒア、「DH」が森で、「右翼」は主に脇谷亮太や斉藤彰吾、木村文紀といったところが入り、Dh制が使えない交流戦では森も右翼の守るという形で回していた。

 昨季までの実績などを考えれば、今季も「一塁」はメヒア、「DH」が森、「右翼」を状態の良い選手とするのが基本線になる。しかし、今季は一塁&DH枠で、“おかわり2世”こと3年目の山川穂高が絶好調。すでにオープン戦で3本の本塁打を放っており、11日の試合でもロッテ期待の右腕・二木康太から安打を放つなど、アピールを続けている。

 田辺監督も3年目の大型内野手を絶賛しており、開幕スタメン起用を示唆するような発言まで見られた。このまま現在の状況がオープン戦の最後まで続くようであれば、開幕時の「一塁」と「DH」の枠は、メヒアと山川になる可能性も大いにある。

 そうなれば、まず森を「右翼」の位置で起用するということが考えられるだろう。しかし、このポジションにも、今季は復活を期する“左のおかわり”こと坂田遼がいる。

 坂田もこのオープン戦では打率.389と好調を維持している。ブレイクの気配を感じさせながら故障に泣いてきた男も今年で30歳。相当な覚悟でレギュラー争いに顔を出してくることだろう。

 森はここまでオープン戦打率.167と不振に喘いでおり、かつ外野のポジションも本職ではないため不安があるとなれば、ここでの争いも坂田に軍配が上がるはずだ。

 ただし、山川と坂田に関しては、まだシーズンを通して一軍でプレーしたという経験がない。そういった意味では、複数の選手でポジションを争えている現状は理想的な形かもしれない。

 右翼にはほかにも木村文紀や熊代聖人といった“走”と“守”で計算できる選手がおり、三塁手の中村剛也も一塁やDHで起用される状況だって考えられる。ここまで期待される打撃面の結果を残せていない森にとっては、昨季以上に出場機会を得るのが難しいシーズンになるかもしれない。

 無論、森に力があることはだれもが知っている通りであり、昨季までの成績がそれを証明している。あとは打撃の状態を開幕までにどこまで上げていけるのか。ここにかかってくる。

 高卒2年目にして打線の中核を担った男でも、決して安心はできない。内外野から指名打者までを巻き込んだ西武のポジション争いから目が離せない。

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