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開幕一軍への正念場…オコエ瑠偉が挑むボーダーライン「打率.250」

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楽天ドラフト1位入団のオコエ瑠偉

「残るためには結果が大事」


 「1試合、3打席から4打席で1本。これから残るためには“結果”が大事...」楽天の池山隆寛打撃コーチが語った言葉だ。

 対象は、ドラフト1位入団の高卒ルーキー・オコエ瑠偉。開幕一軍という狭き門を突破すべく、サバイバルの日々を送っている。

 オコエはオープン戦に7試合出場。14打数の2安打で、打率.143という成績が残っている。池山コーチが定めた目標の“最低ライン”である.250というところからも遅れを取った。

 それでも、2安打は西武の開幕投手・菊池雄星と、阪神の若きエース・藤浪晋太郎から放ったもの。2安打ながら打点を2つ記録するなど、勝負強さもアピールしている。

 なにより、キャンプでは打撃練習でもバッティングピッチャーの力に押されてしまう場面が見られ、かすった当たりの多さや前に飛ばないという状況が目立ったにも関わらず、コーチから教えを受けると即座に吸収し、しっかり結果を出してきた。言われた課題をすぐに修正できるという点が最大のアピールポイントになっている。

 あとは開幕までの約10日ほどでどれだけの成長を見せるのか、残り6試合となった楽天のオープン戦から目が離せない。


「打率.250」にのせるシナリオ


 さて、これはひとつ池山コーチが語った目安の数字でしかないのだが、コーチの口から具体的な数字が出た以上、まずオコエが目指すことになるのは1日1本……最低でも4打数1安打ペースの「.250」ということになるだろう。

 現在のところ、オコエのオープン戦打率は.143(14-2)。プロの壁にぶつかっている感は否めない。

 それでも、打数がまだ少ないため、打率が上がるチャンスも十分にある。たとえば、このあと2打数2安打を記録すると通算16打数の4安打となり、目標の打率.250に届いてしまう。4打数4安打などしようものなら18打数6安打で.333。もちろん容易なことではないが、絶望的な数字というわけではないのだ。

 開幕まで残り11日…。これからのオープン戦は主力選手たちの出場機会が増え、対戦する相手も開幕を見据えた主戦級の投手たちが出てくるようになる。そんな少なく厳しいチャンスの中で、オコエは結果を残さなければならない。

 キャンプから球界を盛り上げてきた将来のスター候補は、開幕一軍に滑りこむことができるのか。サバイバルをかけた6試合から目が離せない。


【楽天のオープン戦スケジュール】
3月15日(火) vs.西武(西武プリンス)
3月16日(水) vs.オリックス(京セラ)
3月17日(木) vs.オリックス(京セラ)
3月19日(土) vs.巨人(東京ドーム)
3月20日(日) vs.DeNA(横浜)
3月21日(月) vs.DeNA(横浜)


▼ オコエ瑠偉 ここまで打率.143(14-2)
☆このあとの6試合で...

・18打数6安打=.250(32-8)
・17打数6安打=.258(31-8)
・16打数6安打=.267(30-8)
・15打数6安打=.276(29-8)
・14打数5安打=.250(28-7)
・13打数5安打=.259(27-7)
・12打数5安打=.269(26-7)
・11打数5安打=.280(25-7)
・10打数4安打=.250(24-6)

→ 6安打できれば安泰?
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