ニュース 2016.03.15. 15:49

阪神・掛布二軍監督の初陣は黒星も…柴田が攻守で存在感

 阪神の掛布雅之二軍監督は15日、中日との二軍開幕戦で公式戦初采配を振ったが、2-9で敗戦。白星発進とはならなかったものの、柴田講平が攻守に存在感を見せるなどポジティブな部分も見られた。

 今季から阪神の二軍の指揮を執る掛布二軍監督といえば、現役時代“ミスター・タイガース”と呼ばれ、1985年には4番打者として球団初の日本一に大きく貢献。故障の影響で33歳という若さで、88年に惜しまれながら現役を引退した。

 引退後はプロ野球解説者として活動はしていたものの、指導者としてユニフォームを着るチャンスが中々めぐってこなかった。それでも13年10月に阪神ゼネラルマネジャー付育成&打撃コーディネーターに就任して以降、横田慎太郎、北條史也、緒方凌介など二軍で汗を流す若手選手を中心に指導を行ってきた。

 そして、「掛布さんとは野球観が合う」と金本知憲監督からの強い意向があり、15年10月に掛布二軍監督誕生が実現。28年ぶりに縦じまのユニフォームに袖を通し、グラウンドに戻ってきた。

 春季キャンプでは、故障によりキャンプ二軍スタートとなったドラフト1位ルーキーの高山俊を始め、一軍昇格を目指す若虎たちを熱心に指導。

 キャンプ、ウエスタン・リーグ春季教育リーグを経て、この日の二軍開幕戦を迎えた。試合は2回に柴田講平のタイムリーで先制するも、3回にナニータに3ラン、福田永将にソロを浴び4点を奪われ逆転を許す。その後も失点し2-9で敗戦した。

 試合には敗れたが、プロ8年目の柴田が攻守で躍動。1回の守備では、中日の福田が放ったレフトフェンス際の大飛球をジャンピングキャッチ。このビッグプレーに掛布二軍監督は拍手して喜んだ。打撃でも2回一死一塁の第1打席で、フルカウントからライト線へタイムリー二塁打を放った。

 “ミスター・タイガース”掛布二軍監督への期待は高い。若手を育成し、多くの選手を一軍の舞台に送り込みたいところだ。

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