【ファーム日本選手権】
● ソフトバンク　2 － 6　巨人 ○
＜10月1日　宮崎サンマリン＞

　二軍の日本一を決する「ファーム日本選手権」がKIRISHIMAサンマリンスタジアム宮崎にて行われ、イースタン・リーグ覇者の巨人がウエスタン・リーグ5連覇を達成したソフトバンクを6－2で撃破。1995年以来で21年ぶり8度目となるファーム日本一を掴んだ。

　先に主導権を握ったのは巨人。3回表、先頭打者・北の四球と山本の二塁打でチャンスを作ると、大田が左中間を破るタイムリーツーベース。二者が還り、2点を先制する。

　裏に1点こそ返されるも、5回にはイースタン打点王・岡本のタイムリーツーベースで追加点。2点リードで終盤戦へと進む。

　3－2と再び1点差に迫られて迎えた7回、一死一三塁から大田が放った打球は三塁への痛烈なゴロ。これを三塁手の塚田にうまく捕られるも、ホームへの送球が逸れた間に三塁走者が生還。なおも二塁と三塁に走者を置いて、岡本の犠飛でもう1点。終盤に大きな2点を挙げて突き放した。

　9回には、岡本がバリオスの速球をセンターバックスクリーンまで運ぶ一発でダメ押し。巨人が6－2で勝利し、21年ぶり8度目のファーム日本一に輝いた。

表彰選手

＜最優秀選手賞＞
岡本和真（巨人）

＜優秀選手賞＞
大田泰示（巨人）
曽根海成（ソフトバンク）