ニュース 2016.10.10. 19:04

巨人、5年連続のファイナル進出ならず 大竹の好投、村田の気迫も実らず

セCSファーストステージ第3戦
● 巨人 3 - 4 DeNA ○
<10月10日 東京ドーム>

 レギュラーシーズン2位の巨人がファーストステージで敗退。12日から始まるファイナルステージは、リーグ覇者・広島と3位・DeNAの対戦に決まった。

 巨人は0-2の1回裏、4番阿部が右翼席へ飛び込む2ランを放ち同点。3-2の6回は、前の打席で左ひざに死球を受けていた3番村田が左中間スタンドへのソロ弾を放ち、一発攻勢で試合を振り出しに戻した。

 投げては2番手の大竹寛が好投。先発の内海が2回途中3失点で降板したが、大竹が7回までの5回1/3を3安打無失点の好リリーフ。8回は山口、9回もこのシリーズ3連投となったマシソンが無失点でつないだ。

 巨人は9回裏、先頭の村田が激走での内野安打出塁を果たしたが、代走に送られた鈴木が痛恨のけん制。サヨナラの好機を潰すと、11回は2イニング目となった5番手・沢村が、6番倉本の打球を右足に受け降板(結果は投安)。そして代わった田原が一死二塁とされたあと、途中出場の嶺井に左越え適時打を浴びた。

 それでも11回裏、二死一、二塁と長打が出ればサヨナラの好機を作ったが、最後は4番阿部が右飛。巨人はリーグ優勝した2012年から4年連続でファイナルステージを戦ったが、リーグ3位で同2位のヤクルトに敗れた2011年以来となるファーストステージ敗退。同時に、2016年シーズンが幕を閉じた。

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