リーグ史上2人目の外国人監督

　韓国リーグのSKワイバーンズは27日、トレイ・ヒルマン氏の監督就任を発表した。

　ヒルマン氏といえば、2003年からNPBで日本ハムを指揮。2006年には球団44年ぶり、北海道移転後初となる日本一を成し遂げた功績を持っている。

　2008年のアメリカ帰国後はロイヤルズで監督を務めた後、2011年からはドジャースのベンチコーチに就任。2014年はヤンキースでスペシャルアシスタントを務め、2015年からはアストロズでベンチコーチとして活躍した。

　なお、ロイヤルズでは2010年途中に解任となっており、これが約7年ぶりの監督復帰となる。


　韓国リーグで外国人が指揮官を務めるのは非常に珍しく、2008年から2010年までロッテ・ジャイアンツで指揮を執ったジェリー・ロイスター氏以来で史上2人目のこと。SKとしては球団史上初の外国人指揮官となる。

　球団の公式リリースによると、2年契約で年俸は60万ドル（約6200万円）。低迷が続くチームの再建に期待がかかっている。