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かつてのドラ1、自由獲得枠、希望枠組に厳しい秋

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中日を戦力外となった大場翔太

07年大社ドラフト1位は4人戦力外


 今オフも多くの選手が戦力外通告を受けた。その中でも、かつてドラフト1位、自由獲得枠、希望枠で入団した選手が多く、戦力外となった印象だ。

 ドラフト1位で見ると、2007年の大社ドラフトで1位入団した楽天の長谷部康平と、中日の大場翔太(入団時はソフトバンク)、楽天の山内壮馬(入団時は中日)、オリックスの白仁田寛和(入団時は阪神)の4人が戦力外に。

 特に大場と長谷部の2人は、“大学BIG3”と呼ばれ、長谷部はドラフト時に5球団、大場は6球団から1位指名を受けるなど、期待度はかなり高かった。しかしプロ入り後は、長谷部が故障に泣き、大場は先発ローテーションに定着することができず、大学時代の輝きを放つことができなかった。

 翌年のドラフト会議で1位指名を受けた西武の中崎雄太、ロッテの木村優太、ソフトバンクの巽真悟も、悔しい結果となった。

ソフトB・細川も戦力外


 自由獲得枠、希望入団枠で入団したベテランも戦力外になったケースが多い。

 自由獲得枠では01年、西武に入団した細川亨がその一人だ。細川は西武時代に正捕手として2度の日本一に貢献し、10年オフにFAでソフトバンクへ移籍。ソフトバンクでも11年、14年、15年とリーグ優勝と日本一に貢献したが、今季は故障もあり出場機会が49試合に減少。10月24日に戦力外通告を受けた。

 希望入団枠では06年、阪神の小嶋達也がいる。小嶋は同年オフにメジャーへ移籍した井川慶の「29」を受け継いだ。将来は左のエースとして期待された逸材だが、プロ10年間で一軍登板は64試合に終わった。

戦力外となったドラ1、自由獲得枠、希望入団枠の選手


【ドラフト1位】
<2005年・高校生>
鶴直人(阪神)
通算:117試 9勝8敗 防3.80

<2007年>
長谷部康平(楽天)
通算:110試 11勝19敗3S 防5.37

山内壮馬(中日 → 楽天)
通算:57試 17勝15敗 防3.01

白仁田寛和(阪神 → オリックス)
通算:56試 3勝2敗 防3.86

大場翔太(ソフトバンク → 中日)
通算:85試 15勝21敗 防4.39

<2008年>
中崎雄太(西武)
通算:15試 0勝0敗 防8.04

木村優太(ロッテ)
通算:47試 1勝6敗 防5.24

巽 真悟(ソフトバンク)
通算:24試 1勝4敗 防7.50

<2009年>
二神一人(阪神)
通算:27試 0勝3敗 防5.31

<2011年>
川上竜平(ヤクルト)
通算:一軍出場なし

【自由獲得枠】
<2001年>
細川亨(西武 → ソフトバンク)
通算:1374試 率.203 本83 点365

<2002年>
久保裕也(巨人 → DeNA)
通算:427試 47勝35敗36S 防3.50

長田秀一郎(西武 → DeNA)
通算:389試 25勝25敗2S 防4.14

新垣渚(ソフトバンク → ヤクルト)
通算:172試 64勝64敗 防3.99

<2003年>
香月良太(近鉄 → オリックス → 巨人)
通算:371試 18勝10敗3S 防3.88

筒井和也(阪神)
通算:221試 8勝6敗3S 防3.87

<2004年>
田中浩康(ヤクルト)
通算:1195試 率.270 本30 点328

【希望入団枠】
<2006年>
小嶋達也(阪神)
通算:64試 4勝9敗 防5.33

田中大輔(中日 → オリックス)
通算:58試 率.253 本1 点3
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