WBC チーム

日本

栗山 英樹 89
14年ぶりの王座奪還を託された指揮官。日本ハム監督時代にはリーグ優勝2回、日本一1回の実績を誇り、二刀流・大谷翔平の育成にも尽力した。史上最強との呼び声高いメンバーが集った今大会。持ち前の人心掌握術でチームをまとめ上げ、悲願を達成する。
村田 善則 74
優れた洞察力を持つ指導者。2016年に侍ジャパンのバッテリーコーチに就任。スコアラーの経験を生かした分析能力で、歴代の代表監督を支えてきた。今大会でも的確なアドバイスでチームをサポートし、前回大会の悔しさを晴らしたい。
厚澤 和幸 75
献身的な働きでチームを支える指導者。現役引退後は日本ハムのコーチやスカウトを歴任。2022年からはオリックスの投手コーチを務め、盤石な投手陣を形成した。ブルペン担当コーチとして参加する本大会では、主にリリーフ陣のサポートに全力を注ぐ。
吉村 禎章 77
現役時代には天才的な打撃センスを誇る強打者として活躍。1988年には選手生命が危ぶまれるほどの大ケガを負うも、過酷なリハビリを経てカムバックを果たした。打撃コーチとして参加する今大会では、強力打者陣をサポートして多くの得点をもたらしたい。
城石 憲之 79
2015年から日本ハムで打撃コーチなどを務め、栗山監督とともに日本一を経験。昨季はヤクルトの二軍チーフ兼守備走塁コーチとして、リーグ連覇を目指すチームの土台づくりに励んだ。本大会でも指揮官を支え、世界の頂点を目指す。
吉井 理人 81
今季からロッテの監督を務める投手コーチ。現役時代は日米7球団を渡り歩き、通算121勝62セーブをマーク。2019年からはロッテの投手コーチに就任し、佐々木朗希ら若手投手の育成にまい進した。今大会では投手陣をまとめ上げ、栗山監督を支えたい。
清水 雅治 87
前任の稲葉監督時代から侍ジャパンに参加している外野守備走塁コーチ。現役時代は俊足の外野手として活躍。引退後は計5球団でコーチを務め、数多くの選手を指導した。本大会ではディフェンス面でチームを支え、栗山監督の力になりたい。
白井 一幸 90
日本ハム時代からコーチとして栗山監督を支えてきた名参謀。現役時代には堅守の二塁手として名をはせ、1994年にはシーズン記録となる545守備機会連続無失策を達成した。豊富な指導経験を存分に生かし、監督と選手たちとのつなぎ役となりたい。
ダルビッシュ 有 投手 11
日米で抜群の実績を残すスーパースター。昨季は渡米後最多タイの16勝をマーク。ポストシーズンでもフル回転の働きを見せ、年間を通して存在感を放った。14年前に歓喜の中心にいた右腕が、熟練の投球とリーダーシップで再び侍ジャパンを世界一へ導く。
戸郷 翔征 投手 12
成長著しい巨人の若手右腕。昨季は年間を通してローテーションを守り、自己最多の12勝を記録。リーグトップの154奪三振をマークし、自身初のタイトルを獲得した。初参加となる本大会でも、落差の大きいフォークを武器に打者を圧倒する。
松井 裕樹 投手 13
楽天の守護神として君臨するサウスポー。スピンの利いた直球と、キレのある変化球のコンビネーションで三振を量産する。昨季は32セーブを挙げ、自身2度目となる最多セーブのタイトルを獲得。代表経験豊富な左腕が、チームの窮地を救うピッチングを見せる。
佐々木 朗希 投手 14
底知れぬ潜在能力を開花させつつある「令和の怪物」。昨季は4月10日のオリックス戦で完全試合を達成。その圧倒的なピッチングは多くの野球ファンに衝撃を与えた。初出場となる今大会では、真っ向勝負で並みいる強打者をねじ伏せていく。
大勢 投手 15
巨人が誇る剛腕リリーバー。昨季は1年目ながら抑えに定着し、ルーキーの歴代最多記録に並ぶ37セーブをマーク。新人王を獲得し、一躍その名をとどろかせた。初出場となるWBCでも、迫力満点のピッチングで各国の強打者を封じ込める。
大谷 翔平 投手 16
世界の野球ファンを魅了する二刀流スター。2021年にはア・リーグのMVPを獲得。昨季も投打で突出した成績を残し、さらに規定投球回と規定打席のダブル到達という離れ業をやってのけた。初参戦となるWBCでも躍動し、チームを世界一へ導く。
伊藤 大海 投手 17
鋭く曲がるスライダーで打者を封じる右腕。昨季は2年連続2ケタ勝利をマーク。2021年におこなわれた東京五輪ではリリーフとして好投を見せ、金メダル獲得に貢献した。WBC初参加となる今大会でも与えられた役割を全うし、チームに栄冠をもたらす。
山本 由伸 投手 18
マウンド上で圧倒的な存在感を放つオリックスのエース右腕。昨季は6月に自身初のノーヒットノーランを達成。リーグMVPや沢村賞をはじめ、多くのタイトルを獲得した。初出場となるWBCでも貫禄の投球を披露し、日本に歓喜をもたらす。
栗林 良吏 投手 20
落差の大きいフォークを武器に、プロ2年間で計68セーブを挙げている広島の絶対的守護神。2021年の東京五輪では大車輪の活躍を見せ、金メダル獲得に貢献した。初出場となるWBCでも、チームの危機を救う投球を披露したい。
今永 昇太 投手 21
昨年6月にノーヒットノーランを達成したサウスポー。2019年のプレミア12では2試合に先発。計9イニングを1失点に抑える投球で、チームの優勝に貢献した。初出場となるWBCでも、キレのある直球を武器に与えられた役割をこなす。
湯浅 京己 投手 22
昨季大ブレークを果たした虎の若きセットアッパー。2022年は59試合に登板。リーグ最多タイの45ホールドポイントを挙げ、最優秀中継ぎのタイトルを獲得した。初参加となる本大会でも自慢の剛球で打者をねじ伏せ、世界一奪還の原動力となりたい。
宇田川 優希 投手 26
最速159キロの直球とフォークで三振を奪う育成出身右腕。昨季は7月に支配下登録されると、終盤には勝ちパターンとして台頭。日本シリーズで好投を見せるなど、大きな飛躍を遂げた。代表初選出となった今大会でも、チームに勢いをつける投球を披露する。
髙橋 宏斗 投手 28
キレのあるスプリットを武器とする竜の若き剛腕。昨季は一軍デビューを果たすと、19試合に先発。規定投球回未到達ながら、リーグ3位の奪三振を記録する活躍を見せた。WBCの舞台でも持ち味を発揮し、各国の強打者を封じ込める。
宮城 大弥 投手 29
サイド気味のフォームから変化の大きいスライダーを投じる若手左腕。昨季は2年連続で2ケタ勝利をマークするなど、チームのリーグ連覇に大きく貢献した。今大会でも落ち着いたマウンドさばきを見せ、日本に勝利を手繰り寄せたい。
高橋 奎二 投手 47
球威のあるストレートが魅力の左腕。2021年の日本シリーズでは、完封勝利を挙げる活躍で日本一に貢献。昨季は17試合に先発し、自己最多となる8勝をマークした。初出場のWBCでも、自慢の直球で相手打線をねじ伏せる。
山﨑 颯一郎 投手 63
最速160キロの剛速球が武器の右腕。昨季はシーズン途中からリリーフに配置転換されると、ポストシーズンで4ホールドを挙げるなど大舞台で実力を発揮した。予備登録枠からのメンバー入りとなった今大会でも、強打者たちを力でねじ伏せたい。
甲斐 拓也 捕手 10
日本球界屈指の強肩を誇る司令塔。昨季はバッティングで苦しむも、ディフェンス面でチームに貢献。6年連続となるゴールデングラブ賞にも輝いた。栗山監督から絶大な信頼を寄せられている扇の要が、世界トップクラスの強力投手陣をけん引する。
大城 卓三 捕手 24
巨人を支える強打のキャッチャー。昨季はキャリアハイとなる13本塁打をマーク。盗塁阻止率もリーグ2位の.349を記録するなど、攻守両面で存在感を放った。初の参加となる今大会ではコミュニケーションを密に取り、投手陣を盛り立てたい。
中村 悠平 捕手 27
昨季はケガの影響で86試合の出場にとどまるも、両リーグトップの盗塁阻止率.364を記録。ヤクルトのリーグ連覇に貢献し、2年連続でゴールデングラブ賞とベストナインを獲得した。今大会では豊富な経験を生かし、若手がそろう投手陣を引っ張りたい。
山田 哲人 内野手 1
トリプルスリーを3度達成している燕のキャプテン。前回のWBCでは1試合2本塁打を記録。2019年のプレミア12、21年の東京五輪でも本塁打を放つなど、国際試合で無類の勝負強さを誇る。今大会でも打棒をさく裂させ、チームを優勝に導きたい。
源田 壮亮 内野手 2
広大な守備範囲と素早い送球が持ち味の遊撃手。昨季はケガで一時離脱するも、108試合に出場。5年連続となるゴールデングラブ賞に輝くなど、変わらぬ存在感を放った。初出場となるWBCでも華麗なフットワークを見せ、ピンチの芽を摘み取っていく。
牧 秀悟 内野手 3
広角に鋭い打球を連発する強打者。昨季は打率.291、24本塁打、87打点の成績で自身初のベストナインを獲得。シーズン後の強化試合でも攻守で躍動し、文句なしの選出となった。初参加となるWBCでもさまざまな役割をこなし、栗山監督の期待に応える。
牧原 大成 内野手 5
内外野をこなす俊足巧打のユーティリティー。昨季は自己最多の120試合に出場し、打率.301をマーク。負傷により辞退した鈴木(現カブス)の代替選手として、初のWBC出場を果たした。国際舞台でも積極果敢なプレーを見せ、チームの起用に応えたい。
中野 拓夢 内野手 7
シュアな打撃と快足が魅力の内野手。昨季はリーグ4位の23盗塁をマーク。遊撃手として自身初のベストナインを獲得した。阪神では今季から二塁手を務める見込みだが、今大会では両ポジションでの出番を見据え、万全の準備で臨む。
岡本 和真 内野手 25
豪快なバッティングでアーチを量産する長距離砲。昨季は巨人の生え抜き史上3人目となる、5年連続30本塁打をマーク。チームの中心打者として十分な働きを示した。初参加となるWBCでも各国の好投手を打ち砕き、14年ぶりの優勝に貢献したい。
山川 穂高 内野手 33
圧倒的な飛距離を誇るパワーヒッター。昨季はリーグトップの41本塁打、90打点で2冠を獲得。西武の主砲として存分に輝きを放った。2018年の日米野球以来の代表選出となった今大会では、チームの勝利を決定づける一発に期待したい。
村上 宗隆 内野手 55
昨季は5打席連続本塁打、最年少での三冠王など記録ずくめの1年を過ごした燕の主砲。2021年の東京五輪決勝戦で先制アーチを放つなど、国際大会でも変わらぬ打棒を見せる。本大会でも中心打者を務め、チームを優勝に導きたい。
近藤 健介 外野手 8
天才的な打撃技術と卓越した選球眼を併せ持つ好打者。昨季はケガで一時離脱するも、打率.302、出塁率.418をマークする活躍で打線をけん引した。初参戦となるWBCでも好球必打でチャンスを演出し、チームに勝利を呼び込む。
周東 佑京 外野手 9
快足を飛ばして次の塁を狙うスピードスター。内外野を守れるユーティリティー性も備える。2019年のプレミア12では全て途中出場ながら4盗塁をマークし、切り札的存在として輝きを放った。今大会でも自慢の脚力を生かし、チームに流れを引き寄せる。
L.ヌートバー 外野手 23
走攻守を高いレベルでこなす大型外野手。メジャー2年目の昨季はカージナルスで108試合に出場。打率.228、14本塁打と飛躍の足がかりをつくった。初の日系人選手として参加する侍ジャパンでも、持ち前の明るさとガッツでチームを盛り上げる。
吉田 正尚 外野手 34
類まれな打撃センスを誇る強打者。昨季は出塁率.447で2年連続となる最高出塁率のタイトルを獲得。オフにはメジャー挑戦を表明し、レッドソックスに移籍した。メジャー1年目での代表参加は異例となるが、魂のフルスイングで侍ジャパンを世界一へ導く。