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解説陣が見た阪神・佐藤輝明

阪神・佐藤輝明 (C) Kyodo News

 阪神の佐藤輝明はここまでリーグトップの10本塁打、28打点の成績を残している。

 ショウアップナイター解説陣は、今季の佐藤をどう見ているのだろうかーー。4月25日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター阪神-巨人』で解説を務めた江本孟紀氏は「打球の飛距離、速さは超一流ですよ」と評価し、同日に放った本塁打に「投げる方から見たら嫌ですよね。調子が悪いなと思って、ショートバウンドでも投げて抑えられると思った選手に、バカンと打たれるので、そういう意味では嫌なバッターですよ」と話した。

 4月27日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイタースペシャル 阪神-巨人』で解説を務めた田尾安志氏は「いい時と悪い時の差はすごくあるですが、ここへ来て軽打できるようになってきましたよね。なんでも振り回すのではなくてね。昨日(26日)の試合の高めのボール球、フルスイングしていないですよね。きっちりまずはバットに当てよう、そういう気持ちがやっと出てきました。センター、レフト方向のホームランが多いですね」と評価した。

 4月5日に放送された『ショウアップナイタースペシャル』に出演した真中満氏は「いいところで打ちますよね。今年ホームラン王争いに加わってきそうな感じになってきましたね」と予想した。

 阪神で最後に本塁打王を獲得したのは、86年のランディ・バース。佐藤輝明は21世紀最初の阪神での本塁打王獲得、さらには打点王との二冠王に輝くことができるか注目だ。

(ニッポン放送ショウアップナイター)

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