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山崎隆造氏、広島指導者時代の教え子巨人・丸佳浩はプロ入り時「ここまでの選手になるのかと」…「努力の賜物」

巨人・丸佳浩 (C)Kyodo News

 26日にニッポン放送で放送された広島-巨人(RCCラジオの制作)で解説を務めた山崎隆造氏が、広島指導者時代の教え子だった巨人・丸佳浩について言及した。

 プロ入りの2007年から18年まで広島でプレーし、19年から巨人でプレーする丸はプロ18年目・36歳、通算1881安打と2000安打もみえる選手までに成長した。山崎氏は「僕の本数(通算1404安打)をはるかに超えるバッターになってくれたので嬉しい。入ってきた時は手塩にかけたと言いますか、期待はした選手ではありますが、まさか僕を超えるとは思っていなかったのが正直なところですけどもね。ここまで来れたのは彼の努力の賜物だと思います」と喜んだ。

 山崎氏は丸について「非常に順調にと言いますか、プロ野球人生を送っているイメージですね」としながらも、「ここまでの選手になるのかと、入ってきた時にそう感じたかと言われたら、そうではないんですよね。ある程度、一軍に入り込むというか、なんとかそのレベルには上がるかなという低い評価には感じますが、そこから少しずつ成長していくかなと思ったんですけど、ある瞬間から右肩上がりにね。」と評価した。

 丸は同日の広島戦、4-1の9回一死走者なしの第5打席、松本竜也から本塁打放った。この本塁打に山崎氏は「いい音がしましたね。しっかりと芯でとらえたというところですし、コースはインサイド、インハイに近いところ。難しいボールなんですけど、線で打っているからまっすぐの打球が飛んだでしょう。手応え十分、気持ちの良いホームランだと思います」と話した。

(提供:Veryカープ!RCCカープナイター)

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