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里崎智也氏が気になった広島のミス

○ 広島 4 - 1 巨人 ●
<17回戦・マツダ>
26日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター 広島-巨人』で解説を務めた里崎智也氏が、広島の記録に残らないミスについて言及した。
まずは0-0の初回無死一、二塁で小園海斗がレフト後方に放ったフライで、二塁走者・中村奨成がタッチアップできず。里崎氏は「今のは、左中間アンツーカー深いところまで行って、背走しながらキャッチしたじゃないですか。ノーアウトと考えたらセカンドランナー中村奨成、タッチアップしないといけないんですよね。一死一、三塁で初回ビッグチャンスの可能性があれば、モンテロが打てば問題ないですけど、判断ミスじゃないかなと思いますね」と指摘。続くモンテロの適時二塁打、末包昇大の犠飛で得点できたが、得点できなければ痛いミスになっていた。
直後の2回表にはサード・佐々木泰が岡本和真の打球をファンブル(記録は三失策)。「こういうのがカープは多いんですよ。見えないエラー、記録に残らないミスもそうですけど、そのミスが失点に直結することが、今のBクラス。点が取れないこともそうですけど、無駄な失点が多いのも今年の中では結構定番ですよね。ミスが気になりますね」と苦言を呈した。このイニング、先発・床田寛樹が踏ん張り、無失点で切り抜けた。
2-0の4回一死一塁では、ファースト・モンテロが、一塁牽制で飛び出した一塁走者・浅野翔吾を刺せず、二塁盗塁許した。里崎氏は「モンテロが握れなかったのか、1回投げようとして投げられなかったのか、なんなんですかね。記録上はエラーになっていないですけど、エラーみたいなもんですからね。岡本に対してですし、2アウトランナーなしが1アウトランナー二塁ですからね」と首を傾げた。
試合は広島が4-1で勝利したが、Aクラス入りに向けてミスを減らしていきたいところだ。
(ニッポン放送ショウアップナイター)