第1クールが終了
中日の森繁和監督は5日の練習後、第1クールを総括した。
第1クール最終日となったこの日、打撃練習では新外国人のゲレーロが柵越えを4連発するなど、快音を響かせた。
また、ブルペンでは復活を目指す大ベテランの岩瀬仁紀が74球の投げ込みを行えば、WBC日本代表に選出された岡田俊哉は134球の熱投。
第1クールを終えて森監督は、「思った以上に動いてくれた。第1クールは良しとしましょう」と評価し、第2クールに向けて「打つ方も守る方も走る方も、少しずつレベルをあげていかないと、その次のクールには試合が入ってくる。ケガがなければ一番いいんですけど、目一杯のことをやらせて次に備えます」と意気込んだ。
森繁和監督のコメント
Q 第1クールが終了しました。
「1クール終わって、思った以上にみんな動いてくれた。結果的には第1クールは良しとしましょう」
Q 気温が暖かかった。
「今年は良い方に恵まれているのかなと思います。このままいければいいかなと思います」
Q 良いスタートを切ったということでよろしいですか?
「私自身もホッとしています」
Q 走ることを重点が多くなってますね。
「ゼロからのスタートといって走ることが、私の中のひとつです。ピッチャーはサブグラウンドにいってもベースランニングから入ったり、野手の方もそういう形をとっている。見ている限りでは、何かの目的をもって行動に移してくれているんだと思います」
Q 各ポジションの競争が激しい。
「特にルーキー、外国人など色んな問題はありますけど、ひとり増えるだけで、少しずつですけど競争心を与えたり、ライバル心を燃やしたり、良い方に出ている。今後が楽しみです」
Q 開幕一軍絞るのが難しくなりそうですね。
「そういう風になってくれると嬉しいです。たった1クールと言われるかもしれないですけど、ルーキーなら柳、京田、外国人はゲレーロがどこのポジションに入っても、ライバル心を持ってやってくれれば、楽しい方向に行ってくれると思います」
Q 柳、京田、ゲレーロ。新戦力について詳しい評価を。
「それに付け加えて、石岡とか、ピッチャーだと三ツ間だとか必死になってやっている姿をみたら、ライバル心むき出しでくると思います。ルーキーの柳、京田に関しては、私が初めて掴んだドラフトですから、なるべく手放なさないようにしたいんですけど、実力の世界。必死に食らいついてやってくれていると思います。また、堂上が必死になっていますし、ピッチャーも先発陣も油断はできないと見えているので、良い方向に向いている」
Q 第2クールに向けて
「また違うピッチャーたちが打撃投手で投げだして、それが終わると、次の準備に入る。シートバッティングなどが入ってくる。打つ方も守る方も走る方も、少しずつレベルをあげていかないと、その次のクールには試合が入ってくる。ケガがなければ一番いいんですけど、目一杯のことをやらせて次に備えます」
(提供=ニッポン放送ショウアップナイター)