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東京ヤクルトスワローズ

若松氏、燕・ルーキの暴投に「思いっきり投げさせた方がよかった」

7回阪神2死二、三塁、打者福留(8)への敬遠の投球をルーキ(左から3人目)が暴投し、三走高山が勝ち越しの生還=神宮(C)KYODO NEWS IMAGES

● ヤクルト 4 - 5 阪神 ○
<9回戦 神宮>

 ヤクルト2番手・ルーキの暴投が勝負の分かれ目となった。

 ルーキは、2点リードの7回一死二、三塁の場面で登場した。最初の打者・高山俊が放った打球が、高く跳ね上がった打球が内野安打となり、三塁走者・キャンベルの生還を許す。続く上本博紀にもタイムリー内野安打を浴び、同点に追いつかれる。それでも、ルーキは3番・糸井嘉男を一ゴロに打ち取り二死とした。

 二死二、三塁となり、打席には4番・福留孝介。ここでヤクルトベンチは敬遠策をとったが、これが裏目に出た。ルーキは立ち上がった中村悠平に目がけて投げたが、ボールが高めに浮く。そしてルーキが投じた3球目が、中村の頭上を大きく越える暴投となり、三塁走者の生還を許し逆転を許した。

 ニッポン放送ショウアップナイターで解説を務めた若松勉氏は「敬遠のときは、日本人の投手だと座らせながら大きく外したりします。思いっきり投げさせた方がよかったのかなと思いますよね」と指摘。続けて「(敬遠の場面は)手だけで投げて、高めに浮いていましたもんね。怖いな怖いなと最後はスッぽ抜けた暴投でした」と話し、「ルーキは7回はツイてなかったですね」とかばっていた。

(提供=ニッポン放送ショウアップナイター)

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