セ・リーグ

野村弘樹氏、中日・鈴木の投げっぷりを評価

鈴木翔太,
中日の鈴木翔太

 ニッポン放送ショウアップナイターで解説を務める野村弘樹氏が、24日のDeNA戦で2勝目を挙げた鈴木翔太について語った。

 今季4度目の先発登板となった鈴木は、制球に苦しみながらも6回を被安打4・与四死球5・奪三振4という内容で2失点に抑え2勝目を手にした。野村氏は「投げっぷりが非常に気持ちがいい。その部分を全面に出しながら勝負して欲しい」と投球スタイルを評価する。

 一方で、投手のウィーランドに押し出し四球を与えるなど、6回を投げて5つの四死球と制球に課題を残す。野村氏も「ピッチャーに2つの四球は一番反省しないといけないところですね」と指摘する。

<鈴木の先発成績と与四死球数>
5/2 広島戦:● 4回2/3(6四死球)
5/9 DeNA戦:○ 5回2/3(0四死球)
5/16 阪神戦:● 4回2/3(5四死球)
5/24 DeNA戦:○ 6回(5四死球)

 与四死球の多さが気になる鈴木だが、野村氏は「コントロールは簡単に良くなるものではない。四球を減らすというよりは、いかにそのボールを投げ込むかに集中する。その結果、しっかり抑えて、四球を減らすという所へもっていってもらいたい」とアドバイスを送った。

 次回の登板ではどのような投球を披露するのか注目だ。

(提供=ニッポン放送ショウアップナイター)

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