読売ジャイアンツ

巨人・阿部、9回の好機に三振 田尾氏「初球のスイングを見た時点で…」

9回、二死一、二塁の好機に空振り三振に倒れる巨人・阿部。捕手戸柱=横浜(C)KYODO NEWS IMAGES

○ DeNA 8x - 6 巨人 ●
<15回戦 横浜>

 巨人は6-6で迎えた9回二死一、二塁の場面で、4番・阿部慎之助を迎えたが、空振り三振に倒れ勝ち越すことができなかった。

 巨人は4点を追う8回に陽岱鋼のタイムリー、亀井善行の3ランで同点に追いつくと、6-6の9回は長野久義の一失策、坂本勇人の敬遠で二死一、二塁とチャンスを作る。

 ここで打席には4番の阿部。阿部はDeNAの守護神・山崎康晃が投じた初球のツーシームを、中途半端なスイングとなりファウル。同日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター DeNA-巨人戦』で解説を務めた田尾安志氏は、阿部の初球のスイングに「バッターからすれば、ファーストストライク、セカンドストライクは来たと思って振らなきゃいけないんですよね。今のはハーフスイングでしょ。迷っているんですよね」とコメント。

 結局、阿部は1ボール2ストライクから4球目のツーシームを空振り三振。田尾氏は「初球のスイングを見た時点で、本調子じゃないなというのを感じました」と振り返った。勝ち越しのチャンスで一本がでなかった巨人はその裏、DeNAの3番・筒香嘉智に2ランを浴びサヨナラ負けを喫した。

(ニッポン放送ショウアップナイター)

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