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巨人・マイコラス、8回に失点 山崎武司氏「耐えきれませんでしたね」

8回、広島に先制を許した巨人先発のマイコラス=岐阜(C)KYODO NEWS IMAGES

● 巨人 1 - 2 広島 ○
<15回戦 岐阜>

「(マイコラスは)コントロールが基本的に良くなりましたよね。マイコラスがいけないときは、イライラしてポンポン投げてしまう。冷静に投げればしっかりゲームを作れるピッチャーじゃないかなと思います」

 25日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター 巨人-広島戦』で解説を務めた山崎武司氏は、今季のマイコラスの印象についてこのように語った。

 同日の広島戦に先発したマイコラスは、テンポの良い投球で7回まで無失点に抑える好投。しかし8回、悪いマイコラスが姿を現す。この回、先頭の安部友裕に二塁手・マギーのグラブの下を抜ける不運なヒットで出塁を許すと、続く会沢翼に送られ、得点圏に走者を背負う状況に。すると代打・西川龍馬の打球を二塁・マギーが弾き、ボールの処理に手間取る間に二塁走者・安部の生還を許した。

 打ち取った打球が失点につながったことが精神面に影響したのか、マイコラスは続く田中広輔にヒットを打たれると、菊池涼介にセンター前タイムリーを浴びて失点。3番・丸佳浩を迎えたところで降板となった。

 山崎氏は8回に失点した場面について「マイコラスは耐えきれませんでしたね。(マギーの守備のミスがあったあと)切り替えて『よし、抑えよう』という気持ちになったかどうか。あの後が非常に淡白な投球に見えました」とコメント。メンタル面の乱れが、その後の失点につながった可能性を指摘した。

(ニッポン放送ショウアップナイター)

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