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セ・リーグ

山本昌氏が心配する巨人・村田のバッティング

巨人・村田修一(C)KYODO NEWS IMAGES

「昨日(25日)から村田選手のバッティングが気になりますね」。

 26日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター巨人-広島戦』の解説を務めた山本昌氏が、巨人・村田修一の打撃を心配した。

 昨季はセ・リーグのベストナイン(三塁手)に選出された村田だったが、同じく三塁を本職とする新加入のマギーがスタメン出場を続け、今季はベンチスタートの機会が増えていた。しかし、DH制のある交流戦で出場機会を得ると大活躍。交流戦が明けた6月23日の中日戦からは、一塁や三塁でスタメン出場を続けている。

 7月に入っても1日の巨人戦から12日のヤクルト戦にかけて、11試合連続安打を記録するなど好調だったが、オールスター明けから下降気味。22日のDeNA戦で本塁打を打ったのを最後に14打席も無安打が続いている。

 山本氏は「もともとアウトコースが得意な選手なんですけど、引っ張りにかかって内野ゴロになってしまっている」と村田の現状を分析。実際、安打のない14打席を振り返ると、内野ゴロが7度で、そのうち引っ張ってのゴロアウトは5度ある。

【14打席連続無安打中の打撃内容】
22日(DeNA戦):三ゴ 投ゴ 中飛
23日(DeNA戦):左飛 三ゴ 空三 中飛
25日(広島戦):三ゴ 遊飛 遊併
26日(広島戦):見三 三併 中飛 二ゴ

 また、山本氏は村田が見逃し三振に倒れた26日の第1打席を振り返り、「アウトコースは右に大きいのを打てる選手ですから、今の三振の仕方を見ても、バッティングを崩しているように見えますね」と心配した。

 巨人が上位に進出するには村田の活躍が必要不可欠となる。1日も早く本来の打撃を取り戻してもらいたいところだ。

(ニッポン放送ショウアップナイター)

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