オリオールズのバック・ショーウォルター監督は、明日の優勝決定シリーズ第2戦の先発にノリスを登板させることを発表。2戦目での青木宣親と元中日・チェンの対戦はなくなってしまった。
地区シリーズでも、早々にローテーションを公開したタイガースのオースマス監督に対し、ショーウォルター監督はなかなか手の内を明かそうとすることはなく、第3戦ではゴンザレスの先発をほのめかせながらも、直前でノリスに変更した、ということがあった。
日本のように明確な予告先発制度があるわけではなく、記者の質問に対してもそれらしいことを匂わせつつも、直前まで公に発表することを避ける傾向にあるショーウォルター監督。上述の地区シリーズの際にも、「我々は勝利のためにデータ、経験、記録といったすべての要素を取り入れて戦うだけだ」とし、変更は騒ぎ立てるほど大事ではないということを強調していた。
今回はノリスの本拠地での成績が8勝2敗で防御率2.44だったのに対し、敵地での成績が7勝6敗、防御率4.80と数字を悪くするところを加味し、明日の本拠地での試合に持ってきたものと思われる。チェンも本拠地で8勝2敗と好成績を収めているが、防御率は3.76とノリスよりは分が悪く、敵地では8勝4敗、防御率3.33と防御率で見ると敵地の方が良いというデータもある。
青木とチェンの対戦は、カンザス・シティに舞台を移す3戦目以降で実現するものと思われる。日本から海を渡った2人の対戦を心待ちにしながら、シリーズの行方を見守っていきたい。
地区シリーズでも、早々にローテーションを公開したタイガースのオースマス監督に対し、ショーウォルター監督はなかなか手の内を明かそうとすることはなく、第3戦ではゴンザレスの先発をほのめかせながらも、直前でノリスに変更した、ということがあった。
日本のように明確な予告先発制度があるわけではなく、記者の質問に対してもそれらしいことを匂わせつつも、直前まで公に発表することを避ける傾向にあるショーウォルター監督。上述の地区シリーズの際にも、「我々は勝利のためにデータ、経験、記録といったすべての要素を取り入れて戦うだけだ」とし、変更は騒ぎ立てるほど大事ではないということを強調していた。
今回はノリスの本拠地での成績が8勝2敗で防御率2.44だったのに対し、敵地での成績が7勝6敗、防御率4.80と数字を悪くするところを加味し、明日の本拠地での試合に持ってきたものと思われる。チェンも本拠地で8勝2敗と好成績を収めているが、防御率は3.76とノリスよりは分が悪く、敵地では8勝4敗、防御率3.33と防御率で見ると敵地の方が良いというデータもある。
青木とチェンの対戦は、カンザス・シティに舞台を移す3戦目以降で実現するものと思われる。日本から海を渡った2人の対戦を心待ちにしながら、シリーズの行方を見守っていきたい。