球団の新外国人では、シーズン最多となる20セーブをマークする巨人の守護神・カミネロ。セーブ数だけを見ると立派な数字ではあるが、制球力に不安を抱える場面が多く、防御率も3.25とやや不安定だ。
10日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイターショウアップナイタープレイボール』でもリスナーから、カミネロの制球力を不安視する質問が届いたほど。
この質問に同日の『ニッポン放送ショウアップナイター 巨人-阪神戦』で解説を務めた宮本和知氏は「(コントロールは)よくないですね」と答えた。「160キロ近く投げるピッチャーでコントロールのいいピッチャーはいないと思うんですよ。スピードボールが武器というのは、制球力が欠ける」と説明し、「速球でグイグイいけるようなピッチャーを抑えにもってくるので、コントロールをあまり期待しない。四隅に投げ分けるだけのコントロールを持っている抑えピッチャーはなかなかいないんですよ」と続けた。
また、宮本氏はカミネロの肘の位置が低いことも気になるという。「160キロ近い高めのストレートもファウルじゃなくて、ダイヤモンドに飛ばされるんですよね。もともと(肘が)低いんですけど、そういった意味ではバッターからしてもそんなに怖さはないのかな」と指摘。
8月4日の中日戦、9日の阪神戦で敗戦投手になるなど、7月以降失点する場面が目立つカミネロ。不安要素は多いが、走者を出しながらも、チームを勝利に導いてほしいところだ。
(ニッポン放送ショウアップナイター)
10日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイターショウアップナイタープレイボール』でもリスナーから、カミネロの制球力を不安視する質問が届いたほど。
この質問に同日の『ニッポン放送ショウアップナイター 巨人-阪神戦』で解説を務めた宮本和知氏は「(コントロールは)よくないですね」と答えた。「160キロ近く投げるピッチャーでコントロールのいいピッチャーはいないと思うんですよ。スピードボールが武器というのは、制球力が欠ける」と説明し、「速球でグイグイいけるようなピッチャーを抑えにもってくるので、コントロールをあまり期待しない。四隅に投げ分けるだけのコントロールを持っている抑えピッチャーはなかなかいないんですよ」と続けた。
また、宮本氏はカミネロの肘の位置が低いことも気になるという。「160キロ近い高めのストレートもファウルじゃなくて、ダイヤモンドに飛ばされるんですよね。もともと(肘が)低いんですけど、そういった意味ではバッターからしてもそんなに怖さはないのかな」と指摘。
8月4日の中日戦、9日の阪神戦で敗戦投手になるなど、7月以降失点する場面が目立つカミネロ。不安要素は多いが、走者を出しながらも、チームを勝利に導いてほしいところだ。
(ニッポン放送ショウアップナイター)