山本昌氏「穴を全く感じさせない」
代打で打率.433、1本塁打、11打点の成績を残す広島の西川龍馬は、三塁でレギュラー出場していた安部友裕が故障でスタメンを外れてから9試合連続で先発出場する。
15日に放送された『ショウアップナイタープレイボール』に出演した山本昌氏は、「安部選手がケガしても西川選手がいますし、穴を全く感じさせませんよね」と安部と遜色ない活躍を見せる西川を評価した。
西川は安部が復帰後も三塁で先発出場するなど、レギュラー争いを激化させている。
田尾氏「本物になってきた」
田尾安志は「これは本物になってきました」(7月27日放送の『ニッポン放送ショウアップナイター 巨人-広島戦』)と絶賛する。
田尾氏によると「前は腕を使いすぎたスイングをしていたのですが、今は耳のそばにグリップを置いて、ボディをしっかり動かして腕に頼らないスイングになってきた」と、具体的に打撃技術が進化した部分を挙げた。
野村氏「芸術的なヒット」
野村弘樹氏は、西川のバッティングコントロールを評価。
6月1日の西武戦、牧田和久から低めの難しいストレートをレフト前に運ぶと、「芸術的なヒットでしたね。インローの難しいところを、バットをたてぶりですね。そして、ショートの頭を越していく。このバッティングをもう一度と言われても難しいですから、上手く打ちました」(6月1日放送の『ニッポン放送制作の 西武-広島戦』)と技術力の高さに舌を巻いた。
16日の阪神戦でも2安打1打点の活躍を見せるなど、非凡な打撃センスを見せる西川。守備に課題はあるが、打撃技術はレギュラー陣と遜色がないことを考えると、そう遠くないうちにレギュラーポジションをモノにしそうな勢いだ。
(ニッポン放送ショウアップナイター)