セ・リーグ

大矢氏、3戦連続サヨナラ負けの広島に「苦しい時期は必ずある」

DeNAに3試合連続サヨナラ負けを喫し、引き揚げる広島ナイン=横浜(C)KYODO NEWS IMAGES

○ DeNA 5x - 4 広島 ●
<20回戦 横浜>

 首位・広島が2007年以来10年ぶりに3試合連続でサヨナラ負けを喫し、優勝マジックが消滅した。

 広島は5回終了時点で4-1とリードするも、6回に先発・中村祐太がロペスに26号ソロを浴びると、7回に梶谷隆幸にも被弾。1点リードの8回には2番手・一岡竜司が筒香嘉智にタイムリーを打たれ同点に追いつかれた。

 4-4の9回は3番手・中崎翔太が簡単に二死としたが、代打のG.後藤武敏がライトフェンス直撃の二塁打で出塁を許す。続く倉本寿彦が放った打球を二塁・菊池涼介の前でイレギュラーし捕球できず。代走の高城俊人に生還を許し、3試合連続サヨナラ負けとなった。

 同日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター DeNA-広島戦』で解説を務めた大矢明彦氏は「カープは勝ちパターンでやられたので、ダメージが大きいですよ」と痛い敗戦だったのではないかと分析した。

 その一方で、「そうそう思った通りにシーズンは終われませんのでね。こういう苦しい時期は必ずありますよね」とコメントした。

 敵地・横浜スタジアムでDeNAに3連敗となった広島。鈴木誠也が骨折で離脱し、救援陣に疲れが見えるが、今が踏ん張り時だ。

(ニッポン放送ショウアップナイター)

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