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ノムさん、外野手出身の監督は「細かいことができない」

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野村克也氏(C)KYODO NEWS IMAGES
 25日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター 巨人-阪神戦』で解説を務めた野村克也氏が、外野手出身監督に関して持論を展開した。

 野村氏は「外野手出身の監督で、日本一を達成した人はほとんどいない」と主張。捕手や内野手とった他の守備位置に比べ、自ら考える機会が少ないことを理由の1つに挙げる。

「たとえばAというバッターが、バッターボックスに入ったとするでしょ。『どこに守るんだっけ。ここかな』。すると、ベンチが『そこじゃない!こっちこっち』って指示が飛ぶ。(外野手は)ほとんど考えることがないんですよ」

 また、外野手出身の監督の特徴として、「投げる、打つ、守るが大雑把。細かいことができない。そういう(細かい)ところに目がいかない」とコメント。「どうしても監督をやると、選手時代の経験がベースになって、采配を揮う。私はキャッチャーでした。監督をやっていた約20年、監督をやってもキャッチャーをやっていましたから」と自身の経験を交えて説明した。

 近年は、日本ハムの栗山英樹監督(2016年)やソフトバンクの秋山幸二前監督(2014年、2011年)など、外野手出身監督の率いるチームが日本一となる機会も増えた。しかし、長いプロ野球の歴史を振り返ると、現役時代の大半を外野手として過ごし、日本一になったことのある監督は3人ほどと、野村氏の主張のとおり非常に少ない。

 今季のプロ野球12球団の監督を見渡すと、半数の6球団(セ5球団、パ1球団)が外野手出身の監督だ。ここまで、セは外野手出身の緒方監督が引きいる広島が、パは投手出身の工藤監督のソフトバンクが首位を走っている。今年のプロ野球は、外野手出身の監督が2年連続で日本一となることがあるのかにも注目してみたい。

(ニッポン放送ショウアップナイター)
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