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首位・広島と5.5差 阪神、近年苦手にする9月の戦いへ

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阪神の金本知憲監督

近年、9・10月を苦手にする阪神


 2位・阪神は“死のロード”を5年連続で勝ち越すなど、8月は17勝9敗1分で月間リーグトップの勝ち星を挙げた。首位・広島とのゲーム差を5.5に縮め、“勝負の9月”を迎える。

 勢いに乗る阪神だが、気になるのはここ数年シーズン終盤の失速が目立つことだ。阪神といえば2008年、巨人に最大13ゲーム差をひっくり返され、大逆転優勝を許して以来、9・10月は勝負弱いイメージがある。

 2015年も8月終了時点で首位に立っており、10年ぶりのリーグ優勝に期待が膨らんだ。しかし、9月18日のDeNA戦から9月29日のDeNA戦にかけて行われた12連戦に4勝8敗と大きく負け越し、優勝争いから脱落。最後は4位・広島との3位争いに巻き返されるなど、苦しい戦いとなった。

 2011年から5年連続で9・10月を負け越した阪神だが、金本知憲監督が就任した昨季、9・10月を10勝9敗1分と6年ぶりに勝ち越した。

【最近10年の9・10月成績】
・2007年
15勝14敗0分 勝率.517

・2008年
13勝16敗2分 勝率.448

・2009年
17勝15敗0分 勝率.531

・2010年
15勝14敗1分 勝率.517

・2011年
19勝22敗2分 勝率.463

・2012年
12勝14敗2分 勝率.462

・2013年
10勝18敗2分 勝率.357

・2014年
13勝13敗0分 勝率.500

・2015年
9勝15敗1分 勝率.375

・2016年
10勝9敗0分 勝率.526


9月は甲子園でのゲームが15試合


 今季の9・10月の日程を見ると、ドーム球場での試合が2試合だけという不安はあるが、25試合中15試合が本拠地・甲子園でのゲーム。特に9月8日のDeNA戦から20日の巨人戦にかけて10試合連続で甲子園での戦い。この間に多く貯金を作り、広島との差を縮めたいところだ。

【阪神の9・10月の日程】
1日(金)~ 3日(日)vs中日[甲子園]
5日(火)~ 7日(木)vs広島[マツダ]
8日(金)~10日(日)vsDeNA[甲子園]
12日(火)~14日(木)vs巨人[甲子園]
16日(土)~17日(日)vs中日[甲子園]
18日(月)vs広島[甲子園]
20日(水)vs巨人[甲子園]
21日(木)vs広島[マツダ]
23日(土)vsヤクルト[神宮]
24日(日)~25日(月)vsDeNA[甲子園]
27日(水)~29日(金)vsDeNA[横浜]
30日(土)~10月1日(日)vs巨人[東京ドーム]


 首位・広島の背中はまだ大きいが、8月15日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイタープレイボール』に出演した山本昌氏は、「私が現役時代の91年に、カープに10日くらいで5ゲーム差をひっくり返されたことを考えると、わかりませんから」と話している。(ちなみに8月15日の試合前時点で首位・広島と2位阪神のゲーム差は8.5)

 残り試合が30試合を切り、大詰めを迎えたペナントレース。阪神は9月の戦いに向けて日本ハムからメンドーサを獲得するなど、手薄な先発陣を補強した。ここ数年苦手とする9月の戦いを勝ち越し、12年ぶりに歓喜の瞬間を迎えることができるのだろうか…。阪神の戦いから目が離せない。

(ニッポン放送ショウアップナイター)
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