阪神の中谷将大が18日の広島戦で、同球団の日本人右打者では浜中治氏以来11年ぶりに20号本塁打に到達した。
チームトップの20本塁打を記録する若き大砲だが、18日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイタースペシャル 阪神-広島戦』で解説を務めた田尾安志氏は「この形では高い打率は期待できない。3割近い打率は、このスイングでは難しいと思うんですよ」と指摘する。
その理由について田尾氏は「肘が伸びすぎているんですよね。左の肘も伸びすぎて、グリップの軌道が体から遠いところに走っている。なので、打ち損じが出やすくなっている」と説明した。
18日の広島戦でも、20号本塁打を放った直後の打席、野村祐輔が投じたインコースのカットボールを対応できずにファウル。田尾氏は「肘が伸びるバッターなので、どうしてもインコースは窮屈になるんですよ。インサイドにきっちり攻められたら苦しい。芯で捉えたらファウル。中に入れようと思ったら詰まる、そういうバッターですよ」と話した。
ただ田尾氏が指摘した箇所を修正することができれば、「もう1つレベルの高いところまでいくと思うんですよね」と期待を寄せる。確実性を挙げることが今後の課題となっていきそうだ。
(ニッポン放送ショウアップナイター)
チームトップの20本塁打を記録する若き大砲だが、18日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイタースペシャル 阪神-広島戦』で解説を務めた田尾安志氏は「この形では高い打率は期待できない。3割近い打率は、このスイングでは難しいと思うんですよ」と指摘する。
その理由について田尾氏は「肘が伸びすぎているんですよね。左の肘も伸びすぎて、グリップの軌道が体から遠いところに走っている。なので、打ち損じが出やすくなっている」と説明した。
18日の広島戦でも、20号本塁打を放った直後の打席、野村祐輔が投じたインコースのカットボールを対応できずにファウル。田尾氏は「肘が伸びるバッターなので、どうしてもインコースは窮屈になるんですよ。インサイドにきっちり攻められたら苦しい。芯で捉えたらファウル。中に入れようと思ったら詰まる、そういうバッターですよ」と話した。
ただ田尾氏が指摘した箇所を修正することができれば、「もう1つレベルの高いところまでいくと思うんですよね」と期待を寄せる。確実性を挙げることが今後の課題となっていきそうだ。
(ニッポン放送ショウアップナイター)