ホームランで飾った現役引退試合が終わり、いよいよ井口新監督誕生のカウントダウンが始まりました。
「最高の野球人生だった」
と完全燃焼を語っていますが、監督就任で待ち受けるのはチームの立て直し。まだ、8試合を残しているものの、49勝85敗1分の最下位。防御率4.35は、12球団ワーストと目を覆うばかりの惨状へ立ち向かわなければなりません。しかも、引退即、指導者で経験はなし。状況は違うものの巨人・高橋監督と同じケースです。
引退を決めたのは昨年の夏。来年、契約してもらえるのかと聞いてきたお母さんへ、2017年限りでユニホームを脱ぐことを伝えました。人格者として知られ、担当記者への神対応が一貫していた選手です。
青山学院大から、ダイエーを逆指名。当時から、独自の野球ノートを記しています。引退を前に読み返すと、「我慢」の2文字がいくども出てくる。監督へ就任すれば、さらなる我慢の連続でしょう。引退を決めた後、ダイエー時代の恩師、ソフトバンク・王会長から、
「おれは22年現役をやって、終わってから37年が経った。今までやってきたことをきちんと伝えろ。それが使命だ」
とメッセージをおくられたそうです。
井口にはメジャーでの活躍実績があり、MLBでプレー経験を持つ、初の日本人監督の冠は金看板となるでしょう。しかも、05年にワールドシリーズ制覇を体験。というのは、外国人選手を獲得する際、交渉で「どんな監督?」という質問がある。ネームバリューがあるに越したことはない。もっとも、ロッテの場合、フロントがどこまで資金を出すか。伊東監督から、再三のリクエストがあった際も、なかなか希望通りに進まなかった経緯があります。
となると、広島のように若手を育成することが急務でしょう。以前は、若手選手からの質問へ、
「それはコーチの役割。だから、おれはやらない」
と話していたものの、今季あたりから、相談に乗っていた。
「成功するには、自分の引き出しの数を増やせ」
と激励しています。
「勝っても、負けてもベンチのムードをよくしなければならない」
と以前から口にしてきた井口は、
「本当は1年休んで、(趣味の)ゴルフを上達したかった」
と漏らしていたそうですが…。
「最高の野球人生だった」
と完全燃焼を語っていますが、監督就任で待ち受けるのはチームの立て直し。まだ、8試合を残しているものの、49勝85敗1分の最下位。防御率4.35は、12球団ワーストと目を覆うばかりの惨状へ立ち向かわなければなりません。しかも、引退即、指導者で経験はなし。状況は違うものの巨人・高橋監督と同じケースです。
引退を決めたのは昨年の夏。来年、契約してもらえるのかと聞いてきたお母さんへ、2017年限りでユニホームを脱ぐことを伝えました。人格者として知られ、担当記者への神対応が一貫していた選手です。
青山学院大から、ダイエーを逆指名。当時から、独自の野球ノートを記しています。引退を前に読み返すと、「我慢」の2文字がいくども出てくる。監督へ就任すれば、さらなる我慢の連続でしょう。引退を決めた後、ダイエー時代の恩師、ソフトバンク・王会長から、
「おれは22年現役をやって、終わってから37年が経った。今までやってきたことをきちんと伝えろ。それが使命だ」
とメッセージをおくられたそうです。
井口にはメジャーでの活躍実績があり、MLBでプレー経験を持つ、初の日本人監督の冠は金看板となるでしょう。しかも、05年にワールドシリーズ制覇を体験。というのは、外国人選手を獲得する際、交渉で「どんな監督?」という質問がある。ネームバリューがあるに越したことはない。もっとも、ロッテの場合、フロントがどこまで資金を出すか。伊東監督から、再三のリクエストがあった際も、なかなか希望通りに進まなかった経緯があります。
となると、広島のように若手を育成することが急務でしょう。以前は、若手選手からの質問へ、
「それはコーチの役割。だから、おれはやらない」
と話していたものの、今季あたりから、相談に乗っていた。
「成功するには、自分の引き出しの数を増やせ」
と激励しています。
「勝っても、負けてもベンチのムードをよくしなければならない」
と以前から口にしてきた井口は、
「本当は1年休んで、(趣味の)ゴルフを上達したかった」
と漏らしていたそうですが…。
9月26日(火) 高嶋ひでたけのあさラジ!「スポーツ人間模様」