クライマックスシリーズ

大矢氏、DeNAは広島と「いい戦いができる」

阪神を破ってCSファイナルステージ進出を決め、笑顔で筒香(25)らを迎えるDeNA・ラミレス監督=甲子園(C)KYODO NEWS IMAGES

セCSファーストステージ第3戦
● 阪神 1 - 6 DeNA ○
<10月17日 甲子園>

 1勝1敗で迎えたクライマックスシリーズファーストステージ第3戦は、DeNAが阪神に6-1で勝利し、2年連続でファイナルステージ進出を決めた。

「DeNAが初回に流れを掴みましたよね」。17日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイタースペシャル クライマックスファーストステージ第3戦 阪神-DeNA戦』で解説を務めた大矢明彦氏が話したように、初回の速攻がDeNAに勢いをもたらした。

 先頭の桑原将志が四球を選ぶと、2番・梶谷隆幸がライト前ヒットで無死一、三塁。続くロペスがレフト前にタイムリーを放ち幸先よく先制。なお無死一、三塁から4番・筒香嘉智が四球を選び満塁とチャンスを広げると、一死後、嶺井博希に2点タイムリーが飛び出し、この回3点を挙げた。

 「この3点がウィーランドを楽にしましたよね」(大矢氏)と、DeNAの先発・ウィーランドはテンポの良いピッチングで、阪神打線を封じていく。

 すると打線は3点リードの4回に、梶谷のタイムリー、ロペスの2ランで3点を挙げ、さらにリードを広げた。大量援護をもらったウィーランドは、6回に大山悠輔にタイムリーを浴びたが、7回を1失点に抑えた。

 5点リードの8回からはパットン、山崎康晃のリレーで逃げ切り、DeNAが2年連続でファイナルステージ進出を決めた。

 昨年に続きファイナルステージで優勝した広島と戦うDeNAについて大矢氏は「去年とは全く気分的に違うと思いますよね。今年はこういう戦いをして、それで広島に行く。去年の悔しさがあるということで、(広島と)いい戦いができるんじゃないでしょうかね」と期待を寄せた。

(ニッポン放送ショウアップナイター)

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