今季チーム最多の12勝を挙げ、2位でのCS進出に貢献した阪神の秋山拓巳。ショウアップナイターで解説を務めた野村弘樹氏も、10月15日に放送された『阪神ーDeNA戦』内で「精神的にも技術的にも成長した1年だったと思いますね」と秋山の活躍を評価した。
秋山は2009年ドラフト4位で阪神に入団し、高卒1年目の2010年8月21日の巨人戦で一軍デビューを果たすと、同月28日のヤクルト戦でプロ初勝利。シーズン終盤、リーグ優勝を争う状況下で、先発ローテーションに入り4勝をマーク。2011年以降は先発の一角として活躍が期待されるも、同じ高卒の後輩・藤浪晋太郎が“エース格”に成長していくなか、昨季までの6年間でわずか2勝にとどまっていた。
しかし、背番号が『27』から『46』に変更となった今季、開幕ローテの座を掴むと、藤浪、岩貞祐太といった先発陣が不調の中で安定したピッチングを披露。前半戦だけで昨季までのプロ通算勝利数の6勝を上回る7勝をマークし、8月18日の中日戦で10勝目を手にする。最終的には12勝6敗、防御率2.99という成績を残した。
秋山が今季ブレイクした要因について野村氏は「今年は非常に四球が少ないピッチャーという印象。自分のボールに自信が持てて、ストライクゾーンの中で勝負ができるようになったからこその結果だと思いますね」と、規定投球回に到達した投手では12球団最少の16四球の制球力を挙げた。
【セ与四死球数トップ5】
※規定投球回到達者
22個:秋山拓巳(阪神)<638打者/四16・死6>
32個:菅野智之(巨人)<713打者/四31・死1>
34個:マイコラス(巨人)<745打者/四23・死11>
42個:野村祐輔(広島)<645打者/四38・死4>
45個:メッセンジャー(阪神)<594打者/四44・死1>
針の穴を通すような制球力でブレイクを果たした秋山。来季は今季以上の活躍に期待したい。
(ニッポン放送ショウアップナイター)
秋山は2009年ドラフト4位で阪神に入団し、高卒1年目の2010年8月21日の巨人戦で一軍デビューを果たすと、同月28日のヤクルト戦でプロ初勝利。シーズン終盤、リーグ優勝を争う状況下で、先発ローテーションに入り4勝をマーク。2011年以降は先発の一角として活躍が期待されるも、同じ高卒の後輩・藤浪晋太郎が“エース格”に成長していくなか、昨季までの6年間でわずか2勝にとどまっていた。
しかし、背番号が『27』から『46』に変更となった今季、開幕ローテの座を掴むと、藤浪、岩貞祐太といった先発陣が不調の中で安定したピッチングを披露。前半戦だけで昨季までのプロ通算勝利数の6勝を上回る7勝をマークし、8月18日の中日戦で10勝目を手にする。最終的には12勝6敗、防御率2.99という成績を残した。
秋山が今季ブレイクした要因について野村氏は「今年は非常に四球が少ないピッチャーという印象。自分のボールに自信が持てて、ストライクゾーンの中で勝負ができるようになったからこその結果だと思いますね」と、規定投球回に到達した投手では12球団最少の16四球の制球力を挙げた。
【セ与四死球数トップ5】
※規定投球回到達者
22個:秋山拓巳(阪神)<638打者/四16・死6>
32個:菅野智之(巨人)<713打者/四31・死1>
34個:マイコラス(巨人)<745打者/四23・死11>
42個:野村祐輔(広島)<645打者/四38・死4>
45個:メッセンジャー(阪神)<594打者/四44・死1>
針の穴を通すような制球力でブレイクを果たした秋山。来季は今季以上の活躍に期待したい。
(ニッポン放送ショウアップナイター)