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一軍出場なしの燕・川端、2000万ダウン「情けなかった」

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契約更改交渉を行ったヤクルトの川端慎吾
 ヤクルトの川端慎吾は13日、契約更改交渉に臨み、2000万円ダウンの1億4000万円でサインした。(金額は推定)

 2015年に首位打者と最多安打に輝き、同年から3年連続打率3割を記録していた川端だが、春季キャンプ中に椎間板ヘルニアを発症。3月28日に行われたロッテとの二軍戦で実戦復帰を果たし、開幕直後に一軍に復帰するかと思われたが、一軍昇格は見送られた。その後も、故障離脱と復帰を繰り返し、8月に椎間板ヘルニアの手術を行った。

 川端は「想定外でした。なんとか5~6月には出ていけると思っていたんですが、なかなか治らなくて。ずっと力が入らないような状態が続いていて。いつか治るだろうと思ってやっていたけど、結局治りませんでした」と振り返る。

 現在は「手術して3ヶ月以上経ったんで、病院でも痛みがなければ思い切り動いていいと言われています。順調に来ていると思います。治っているかどうかはわからないので不安はありますが、前向きに、必死にリハビリに取り組んでいます」と話す。

 来季に向けては「試合に出られればどこでもいいです」と川端。“神宮”で完全復活した姿をヤクルトファンに見せたいところだ。

【川端慎吾の契約更改一問一答】

―― 球団とはどんな話を?
川端「今年は2年契約の2年目。2年で見直しだった。今年全く出られなかったので、2000万減の1億4000万でサインさせていただきました」

―― 怪我もあった1年でしたが振り返っていかがですか?
川端「苦しい1年でした。情けなかったです」

―― 今の体の状態は?
川端「手術して3ヶ月以上経ったんで、病院でも痛みがなければ思い切り動いていいと言われています。順調に来ていると思います。治っているかどうかはわからないので不安はありますが、前向きに、必死にリハビリに取り組んでいます」

―― 当初はもっと早く復帰できると言われていましたが?
川端「想定外でした。なんとか5~6月には出ていけると思っていたんですが、なかなか治らなくて。ずっと力が入らないような状態が続いていて。いつか治るだろうと思ってやっていたけど、結局治りませんでした」

―― 思っていたより症状が重かった?
川端「というより、早く復帰したいという気持ちから、焦りもあって…」

―― 来季小川監督や宮本ヘッドコーチのもと、キャンプから厳しい練習と言われているが、2月キャンプインに向けてどういう調整をしていく?
川端「今、沖縄キャンプに連れて行ってもらえるよう少しずつ頑張っているので、そこを目標にしています。沖縄に行けたとしても、相当厳しい練習になると思うので、それに耐えられる体作りを今のうちにしておきたいです」

―― 来季、ポジションに関しては約束されていないとも思うんですがそのことに関して。また実戦感覚は?
川端「(ポジションのことに関しては)あまり考えてないですね。自分が動ける体を、まず作ることしか考えていないです。(実戦感覚に関しては)バッティングはずっとやってきているから、ある程度、感覚は鈍っていないと思うので、とにかくシーズンに耐えられる体を作っていかなければと思っています」

―― そういったことに関して球団からは何か言われましたか?
川端「今年はリーダーシップをとる選手がいなかった。来年こそは、全試合出て、リーダーシップを発揮して欲しいと言われました」

―― 選手会長は降りると思いますが、リーダーシップを発揮する?
川端「今年一つも出てないので何も言えないけど、上でやっていけたら、中村(捕手)を筆頭にみんなで支あってサポートして行けたらと思っています」

―― 実戦感覚は鈍っていないという話がありましたが、新しい自分を作っていくという部分もありますか?
川端「いや、打ち方とかそんなに忘れるものでもないし、考え方も一緒なので、最初は戸惑うこともあるかもしれないけど、いい時のポイントさえ確認できてしっかり見つけられれば。どれだけ時間がかかるかわからないけれど、そんなにかからないと思います」

―― 走り始めが怖いとか、怖い動きなどはあるか?
川端「バッティングで力が入らなかったりということがあったので、そこは不安ではあるけど、手術後はそういうことはないので大丈夫だと思います」

―― リハビリはどの段階?
川端「いつもショートゲーム(緩い球を投げてもらって行うバッティング練習)を福川さんに投げてもらってやっているんですが、いつもやっている量はやっています」

―― 小川監督や宮本ヘッドコーチからなにか言葉はありましたか?
川端「まだ挨拶程度しかできてないけど、宮本さんには「キャンプ来いよ」と言ってもらったので、なんとか行きたいと思っています」

―― 優勝した2015年は、打線の中で2番を打つことが多かったですが、来季はどんな存在に?
川端「後ろにバレンティンや(山田)哲人がいて、その前を打つバッターは、出塁率が、ランナーとして出ることが大事で、2015年も哲人が前でランナーとして出てプレッシャーかけていたので、哲人の前でどれだけランナーとして出られるかで変わってくるので、その役を担いたいです」

―― 三塁手の守備としての不安は?
川端「全力で球際で、というのはやってないし、疲れた時にどうなるかなどまだわからないことはたくさんあるけど、そんなこと言っていられないので」

―― やはり三塁手でやりたい?
川端「はい。でも、試合に出られればどこでもいいです」

―― 体作りで変えた点は?
川端「今リハビリメニューをやっているので、若いリハビリの選手と多めに走っています。これまでは腰をなるべく使わずに、という動きをしてきましたが、手術して3ヶ月経ったので、体幹含め、とにかく腰を鍛えたいです。ランニング、腹筋、背筋、そして筋持久力を。長い時間使っても平気だという筋力をつけていきたいです」

▼ 川端慎吾
今季成績:一軍出場なし

(取材・ニッポン放送アナウンサー新保友映)
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